純情に惚れる 순정에 반하다 Falling for Innocence
2015年4月3日スタート JTBC金・土21:45~ 全16話 5月23日まで
JTBC公式サイト Daum
脚本:ユ・フィギョン 演出:チ・ヨンス
見る! 英語字幕 字幕なし
関連ニュース!
ユンヒョンミン、キム·ソヨンに胸が痛む愛の告白
チン・グ殺した容疑者"私は羽である「決定的ヒント」
「ユンヒョンミン」という発見
▲ 続きを隠します!
이영훈(Lee Young Hoon) - 꿈은 아니길(Hope It's Not A Dream)
第5話も面白かったですね。
冒頭、ドンウクの夢だった家の前で顔を会わせたミンホに、
スンジョンが疑問をぶつけるところでは、シリアスから一転コミカルな展開に。
小さな場面ですが、こういうところがとても楽しくワクワクします。
あまりにもドンウクと同じような行動をとるミンホに衝撃を受けたスンジョンも、
彼のよどみない答えにとりあえず納得させられてしまったのは残念でしたが、
ミンホのほうは、自分の奇妙な変化に対応しきれず眠れぬ夜を過ごします。
今後、このような場面が繰り返し登場するのでしょうね。
それが、このドラマの楽しみポイントなのかもしれません。
ドンウクのひき逃げ事故をひたすら追い続けるオクヒョンは、
とうとう実行犯に迫りましたが、証言を得る前に彼が事故に…。
ただ、彼は頼まれたと言っていましたから、主犯がいるということ。
それがジュニなのか、それとも別の人間なのかが気になるところ。
ヘルミアの工場売却を巡る交渉場面では、
スンジョンのレポートを呼んだミンホの冷たい対応が描かれました。
交渉団との会合の前に、彼は一体何を考え、何を決意していたのか…。
おそらくスンジョンの言葉に心は揺れ、頭はそれを否定する、
そんな状況が続いていたのでしょう。
バスの中のジュニとスンジョンのシーンもよかったですね。
彼らには共通の楽しい思い出が一杯!
これまでもこれからもスンジョンだけを愛し続けるであろうジュニには、
おそらくこれからも幸せは訪れないわけで、そう思うとさらに切なくなりますが、
こればかりは仕方のないこと。
今はただ、タイトル通りの純情男である彼が
ドンウク殺しの犯人でないことを祈るばかりです。
あぁ、早く第6話の英語字幕がアップされますように('-'*)フフ♪
では、第5話の英語字幕からのあらすじを!
キャスト!
カン・ミンホ (チョン・ギョンホ) 冷血な企業ハンター
キム・スンジョン (キム・ソヨン) 外柔内剛の秘書
イ・ジュニ (ユン・ヒョンミン) ヘルミア法務チーム長
マ・ドンウク (チン・グ) 刑事 スンジョンの婚約者
カン・ヒョンチョル (パク・ヨンギュ) ヘルミアグループ会長
マ・テソク (アン・ソックァン) ドンウクの父
イ・ジョング (ナム・ミョンリョル) ジュニの父
ナ・オクヒョン (チョ・ウンジ) 刑事 ドンウクの後輩
ハン・ジヒョン (コン・ヒョンジュ) 投資専門家
ユン理事 (キム・ジョンソク) ヘルミア取締役
オ・ウシク (イ・シオン) ミノの友人でもある随行員
オ・ミル (イ・スジ) ヘルミア秘書
ユ・ユミ (チョン・ユミン) ヘルミア後輩秘書
夜、引っ越したばかりでガランとした家の中をボンヤリ見つめるミンホ…。
そこに、ウシクが契約書を持ってやって来る。
「どうしてそんなに暗い顔してるんですか?
売りたくないという持ち主に頼み込んでようやくこの家を買ったのに。」
「さぁ…、ただ妙な気分なんだ。寂しいというか…。」
第5話
外に出たミンホは、昼間のスンジョンを思い出し目を閉じる。
ふと横を見ると、そこにスンジョンが…。
「そこで何をしているんだ?」
「理事がどうしてここに?」
「ここは僕の家だが…。今日引っ越してきたんだ。」
「あなた何なの…、一体誰なのよ!」
ミンホはいきなり、スンジョンのオデコを指でたたく。
「カン・ミンホだ、お前の上司だ。こいつ。」
「答えてください。理事は何なんですか?どうしてこの家に住んでるんですか?」
「気に入ったから買っただけだ。それ以上の理由が必要なのか?」
「それじゃ、私がケガをしたとき、どうして泣いたんですか?
私が酔ったときに、こんなふうに鼻をトントンしたのはなぜですか?」
「手術の後でちょっと感傷的になっていたからで…。
鼻をこうするのがおかしいか?しちゃいけないのか?」
「それじゃ、指輪のことは?私の結婚指輪を理事が持っていたんでしょ?
私も知らなかった結婚指輪のことをどうやって理事が知ったんですか?」
「それは説明し難いんだが、君に送られてきたカードの店に、
ちょっと聞きたいことがあったんだ。
そのカードは、指輪の交換用のものだったから、、
ついでにそれを受け取って君に渡そうと思っていた。
ありがとうって言うべきじゃないのか?」
「本当に、それだけなんですか?」
「それじゃ、他に何があるって言うんだ?お前、恥ずかしいのか?
お前の警官の恋人、プロポーズして逃げたそうだな。
あいつ、正義の味方のように振る舞っていたけど、
最初だけで、詰めが甘いんだ。どうしてあんな奴と…。」
「指輪をください!」と、指輪を受け取ったスンジョンは、
「キム秘書、大丈夫か?」というミンホの声を無視、くるりと背を向け歩き出す。
部屋で指輪を薬指にはめるスンジョン…。
「こんなにかわいい指輪を用意してくれてたなんて知らなかったわ。
プロポーズなのに指輪がないって文句言って…。どんなに会いたいか…。
だから、おかしなことばかり考えるのかしら…?」
翌朝、疲れた表情のミンホに、「眠れなかったんですか?」とウシク。
「あぁ、昨日から心臓の動悸のせいで眠れなかった。
ずっと同じ場面が浮かんでくるんだ。」
会社のロビーでは、他の秘書に挨拶をするスンジョンが…。
「送別会をやらなきゃ…。」と寂しがる新人に、
「首になったのに送別会なんて…。」
会長が秘書協会に通告するからと心配する新人…。
「他の仕事を探さなくちゃならないわね。きっと大丈夫よ。」
彼女たちの会話を盗み聞ぎするミンホに、新人秘書が声をかける。
彼を見て帰るわと歩き出すスンジョンをミンホが呼びとめる。
「何ですか?」
「僕が君の上司で首にしていないのに、なぜ辞めるんだ?」
「理事が私の上司でも、会長が給料を払っているんですから、
オーナーが辞めろと言ったら、辞めなきゃならないでしょ。」
「僕が叔父を何とかすればいいのか?」
「どうやって解決するって言うんです。今さら…。」
「ついて来い!」とスンジョンの腕を掴んで歩き出すミンホ。
二人は会長室へ。
「何しに来たんだ?」と不機嫌そうな会長に、スンジョンを促すミンホ…。
「言えよ。裏切っていないって…、自信を持って言うんだ。」
「会長!私は会社を裏切ってなどいません。」
そんな二人に、無駄なことをするなとユン理事。
「ユン理事、知らないふりをするつもりですか?
昨夜、デパートに寄ったでしょう。CCTVをチェックして、
デパートの従業員の記憶を確かめ、問題を大きくしようとしたが、
聞いたのはキム秘書の無実だけだったんじゃありませんか?
私のスタッフが、CCTVのコピーを取りに行きました。
戻ったら、それをチェックしましょう、叔父さん。」
「よかろう、私が誤解したのかどうか確認しよう。
だが、まだ君がこんなことをした理由がわからない。
キム秘書があの日ヘルミアを裏切っていないのなら、
お前を助けなかったということになる。
それを今彼女を助けるのは、奇妙じゃないか?」
「少なくとも彼女は情報を流出させなかったし、
我々の情報が洩れなかったことが重要なんです。
秘書を雇う権限は私にあり、他の秘書を雇うより、キム秘書を
そのままにしておくほうが、会社にも会長にもいいんじゃありませんか?」
こうして、スンジョンの解雇は白紙に戻り、安堵するミンホに、
「どうしてこんなことを…?一方的に。」とスンジョン。
「好きでやったと思ってるのか?
歯に詰まったイカみたいに、僕の中に何かが引っかかっているんだ。
まさにお前がそうなんだ。
それに、僕が君の仕事を奪ったみたいで落ち着かなかった。
君は秘書の仕事は、仕事じゃなくて業だって言って、気に入っていたのに、
僕のせいでその仕事ができなくなったじゃないか。
秘書協会に陳情書が一度受け入れられたら、お前は一生秘書ができなくなる。
僕のことが嫌いだとしても、しばらく僕のために仕事をしろ。
他のことは保証できないが、仕事だけは守ってやる。」
「それなら条件があります。偽装スパイのようなことをさせないでください。」
「それだけか?コール!約束するから、行くぞ。」
今日はウシクが休みだから、一緒に病院へ行くとミンホ。
ついでに、数日前に会長に叩かれたスンジョンの顔も診てもらおうと…。
スンジョンの検査を依頼したミンホは、そのまま主治医の部屋に。
そして、心臓移植後の自分の奇妙な症状を医者に話す。
急に泣いたり、動悸が激しくなるなど…。
検査の結果、心臓については異常なし、他の科目の検査をしようと医師…。
そのとき、子供をあやすスンジョンを見たミンホは、
「あいつ、あんな表情をするのか…。」と穏やかな表情に…。
そんなミンホを不思議そうに見つめる医師。
財政立て直しのために、デパート出典を計画するカン会長ら役員たち…。
そこに、命綱であるクラウンデパートの株主が契約するというニュースが…。
すぐに株主に会いに行く会長たちだが、そこで待っていたのはミンホとジヒョン。
クラウンだけでなく他のデパートもほとんど、ゴールドの傘下にあると言う。
さらに中部工場を売却するつもりだとミンホ…。
会長は、売却には役員会の承認が必要だから、それは不可能だと言うが、
「ですから理事たちに提案があります。
ヘルミアが破産しすべての売却終了後、理事たち全員の雇用を約束します。
頭の交換が必要なだけですから…。」とミンホ。
自分の復職をジュニとオクヒョンに話すスンジョン。
「でも、大丈夫なの?あいつと一緒に働くこと…。」とオクヒョン。
「仕方がないじゃない。辞めたら、会長は秘書協会に陳情書を出し、
そうなれば、私は秘書の資格を失い、もう仕事に就けなくなるわ。
一旦、これを受け入れなきゃ。」
帰り道、ジュニとバスに乗り、昔を懐かしむスンジョン。
「僕たち、あのころに戻ってみないか?」とジュニは、イヤホンを彼女に渡す。
高校時代、授業中に二人で聞いていた曲だ。
バスを降りてからも、二人の思い出話は続く。
「そうだ、スケートリンクで転んでズボンが破けたことがあった…。」
「あなたは女の子に人気だったから、すごい噂になって…。
昔を思うと、ジュニとこんなに仲良くなったことが本当に不思議だわ。
初めて中部工場へ行ったとき、あなたはとっても冷たかったから、
私のことを嫌いなんだと思ったのよ。」
そのときスンジョンに電話が…。
彼女の後姿に、自分の本音を語るジュニ…。
『僕が君を好き過ぎてああなったんだ。
君のことが本当に好きだけど、僕はとても恰好が悪かったから…。
それで腹がたってああしたんだ。でも、それを覚えていたんだな?』
電話を終え、「ごめん、待たせて…。」と言うスンジョンに、
「僕もごめん。とにかくごめん。」とジュニ。
役員会に向かいながら、噂話をする理事たち…。
賄賂を受け取り、そのことが検察に知られて召喚された、
会社内部の者しか知りえないことがなぜ検察に…。
ひょっとしたら、会長がしたことではないか。
役員会の席、会長は全員に文書と裏切り現場の写真を見せ、
「オーナーを変えようなどという間違いを犯すな。我々は今崖っぷちだ。
中部工場が売却されれば、会社の再建は不可能だ…。
家に火がついたら、自分で消火する代わりに、外部の助けを呼ぶほうがいい。
中部工場の売却を世間に知らせ、公憤を煽るんだ。
そのために、まず組合を動かせ。」
すぐに行動を始める理事たち…。
オフィスで、スンジョンに化粧品を選んであげるウシク…。
入って来たミンホに気づいたスンジョンは、慌てて音楽を止めるが、
「どうした?いい音楽じゃないか、続けろよ。」とミンホ。
「申し訳ありません。これからは、イヤホンを付けますので。」
「何が申し訳ないんだ。私が何か言ったか?」
「私がしたことで、私の失策です。」とウシクも…。
「何も言ってないだろ。」
「怒っているだろうと…。」
「怒ってないっ!」ととうとう怒鳴り出すミンホに、
秘書室に行って来ますと出て行くスンジョン。
ミンホはウシクに訊ねる。
「あんなに簡単にあの冷たいキム秘書を笑わせる秘密は何だ?」
「冷たいですって?」
「あぁ、冷たくて俺の心は凍り付きそうだ。」
「そんなことありませんよ。いつも笑顔で冗談も言いますよ。
この前なんか、会長の真似をして…。」
「キム秘書が冗談…?」
「本当ですよ。キム秘書のあだ名は、スマイル、ミススマイルなんですよ。」
「それなのに、どうして俺にはああなんだ?いつだって俺を見るときにはまるでシベリアだ。」
「あなたに笑いたいと思いますか?いつもひどいことばかりして…。」
「おい、よくしてやったじゃないか。復職させてやって。」
「知ってますよ、首にして復職させて…。
女は、そう簡単には許したり忘れたりしないものなんです…。
この機会にキム秘書との関係を修復してくださいよ。
お二人のぎこちなさのせいで、私は死にそうですよ。
私が見たところ、キム秘書は理事を信用していないんです。
何かまたよくないことをするんじゃないかと恐れていて、信用できないんです。
私はお前のチングだ、上司だ!っという概念を植え付けるんです。」
「どうやって…?」
「何かプレゼントするとか…。最近の女性は、鞄とか靴とか、そういうものが好きですよ。」
ミンホはすぐにスンジョンを高級店に連れて行く。
バイヤーへのギフトを買いたいからと…。
「バイヤーは女性なんですか?どんな趣味なのか知る必要があります。
女性の好みは思ったより複雑なんです。年齢とか趣味とか…ご存知ですか?」
「年齢は君と同じくらいだ。とにかく君がいいと思うものを選べ。」
「ひょっとして、私に買おうとしているのでは?」
「私がどうして…?バイヤーだと言ってるだろ。」
「それならいいのですが、頑張ったからこれをあげるとか…。
まさかそんなこと言いませんよね?ひょっとして、そうなんですか?」
「どうしてあれこれ質問ばかりするんだ?どうしてすんなり受け取れないんだよ。」
「なぜですか?なぜ突然高価なプレゼントをくれるんですか?
まさか、この前のような場所にまた私を連れて行くとか?
この前も、足の先から頭のてっぺんまでブランド品を買って…。」
「しないさ!私を誰だと思ってるんだ?」
「だってそうじゃありませんか。高価なプレゼントをする理由がないでしょう。」
「この前のことは悪かったから、君の仕事を取り戻した。ただ、これからは仲良くやろうと、
ただそう言いたかっただけだ。」
「申し訳ありませんが、この贈り物は負担なだけです。」
「どうしてこう面倒なんだ?他の女なら、喜んでベッドに行くのに…。」
「何ですって?わかりました。理事と私は、ただ仕事上の関係だけにしたいと思います。
それが、これから先上手くやるのに一番いい方法です。では…。」
そう言ってひとり店を出て行くスンジョンに、
「キム秘書、誤解しているようだが、君と寝たいと言ったわけじゃないんだ。」とミンホ。
作戦は失敗したことをウシクに話すミンホ。
ウシクは、普通の女性とはタイプが違うスンジョンの心を掴むための新たな作戦を考える。
スンジョンと親しい二人の秘書を、秘書の日に自宅に正体するというもの。
「嫌だ、なぜ僕の家に…。」
「韓国では、親しい人をホームパーティに招くんです。
彼女を笑わせるためには、多少の犠牲と努力が必要なんですよ。
高価なプレゼントが効かないんですからなおさら…。
それに冷たい人が一度心を開けば、忠実で純情になるんですよ。」
警察署では、オクヒョンが後輩刑事から怪しい車両についての報告を聞いていた。
妻の名義のプライド車を夫が使っていたが、その夫はヘルミアの従業員、
さらに、その従業員は不適格原料事件に関係していたと…。
オクヒョンは、以前白のプライド車を調べたときのことを思い出す。
「その男の住所は、ハンヤンアパート?」
「どうしてわかったんですか?」
「すぐに捜査令状を取って、応援を頼んで!」
秘書たちを集め、明日家に招待すると発表するミンホ。
後輩と買い物に出たスンジョンは、病気と言い訳して出席しないと…。
そこにジュニから電話が。
ミンホへのギフトを届けて貰おうと考えるスンジョンだが、
ジュニは風邪を引いているから家に帰って休むつもりだと言う。
ケータリングを頼み準備万端で秘書たちを待つミンホ。
そこにミルと新人の二人が。
スンジョンは寄るところがあるから少し遅れると…。
そのころ、スンジョンはオフィスで仕事をするジュニのところへ。
ミンホの家では、イライラとスンジョンを待つ彼が…。
そこに、メールを見たウシクが、スンジョンは急用で来られないと告げる。
「ひょっとして、この家のせいで来たくないのかしら…。」と囁くユミに、
「そうよ。」とミル…。
二人は、ミンホの問いに事情を説明し始める。
「実はこの家、スンジョンの死んだ婚約者が一番気に入っていた家なんです。」
「死んだ?誰が?」
「婚約者ですよ。刑事だった…。」
「そいつ、死んだのか?」
「ひき逃げで…。あんないい人がなぜあんなに早く…。」
「この家は、将来二人がお金を貯めて買おうって約束した、夢の家だったんです。
先輩は、それで来るのを躊躇ったんだと思います。」
ジュニが注文したカボチャ粥を買ってきて勧めるスンジョンに、
「君が好きだろう、カボチャ粥…。」とジュニ。
「私のために?どうしてそんなことを、患者が看護人を気遣うなんて…。」
「だから言ってるんだ、来ることはないのに。」
「会社が危機的状況だから、いろいろ責任もあるだろうし…。」
「そんな大層な仕事をしているわけじゃない。どうしてこんな生き方をしているのか…。」
「大層な仕事じゃなくていいから、病気にならないで。
もうチングは二人しかいないんだから…。苦しまないで!私はそれでいいから。」
「わかったよ。」
秘書たちの言葉に、これまでスンジョンを傷つけるようなことばかり言ってきた自分に苛立ち、
とにかく、スンジョンの家に向かうミンホ…。
しかし彼女の家の近くに来ても、何を言えばいいのか全く頭に浮かばない。
「行って何を言うつもりなんだ…。でも何か言わなきゃ…。恥ずかしいけど何か…。」
そこにジュニの車でスンジョンが…。
仲良く話す二人に、ミンホの表情が変わる。
「理事がどうしてここに?」と言うジュニに、
「私の家はこの近所だ!!! あぁ、君は知らなかったな。
二人、ずっと一緒にいたのか?」と声をあげるミンホ。
「はい、避けられない事情で…。」とスンジョン。
「どれくらい避けられない事情だったんだ?
どんな事情で、上司の家のパーティに来なかったんだ?
上司の命令を無視するほど避けられないことだったのか?」
「はい…、ジュニのことですから。他のことなら行けましたが、ジュニですから。
ジュニが今日とても具合が悪かったんです。彼も私も家族がいませんから、
お互いで面倒を見ないと、他に誰もいないんです。
私たち、こうやってずっと生きてきたんです。
目を見ただけで、お互いが何を考えているかわかります。
今日のことは、申し訳ありませんでした。」
「もういい。君がそこまで重要な客でもないし…。そのために来たんじゃない。
やってもらうことがあったんだ。
明日、中部工場の交渉団が本社にやって来る。」
「中部工場の交渉団ですか?」とスンジョン。
「私がすべてを説明しなきゃならないのか?
イ理事がわかっているだろう。彼女に話してやってくれないか?
あぁ、もういい。明日1時間早く出社して、交渉団のメンバーについてレポートを書くんだ。」
「それは…。」
「何だ?君と私の関係において、適切な業務命令だろう。君がそう言ったじゃないか。」
白いプライド車が見つかったという報告に、すぐにゲームセンターに向かうオクヒョン。
刑事たちは逃げ出した男を追い詰めるが、彼は一勝負しただけだと…。
「博打のことで来たんじゃないんです、ヨンベさん。
マ・ドンウクという人を知ってるでしょう?あなたにひき逃げされた刑事…。
事故現場で、あなたの車を見たという目撃者がいるんです。」
「俺じゃない!」
「ヘルミア不適格原料事件は、あなたがやったことだとマ先輩が見つけたんでしょ?
だから、彼を車で轢いて逃げだ。」
「違う。俺は、頼まれたことをやっただけで、計画したのは別の奴だ。」
そう言って逃げ出すヨンベだが、結局トラックにはねられて…。
夜、また奇妙な夢を見るミンホ…。
それは、血だらけの手でなり続ける携帯に出ようとするドンウクの姿…。
うなされ飛び起きたミンホに、緊急事態だというジヒョンからの電話。
出社したミンホは、大勢のマスコミに囲まれる。
これがカン社長の隠しカード、交渉団が来る時刻に合わせてマスコミを動かしたのだ。
世論が強まれば、政府も黙ってはいないだろうというカン社長に、
世論など、時が経てばすぐ忘れてしまうもの、25年前もそうだった
止めるつもりはないと反論するミンホ。
理事室に入ったミンホは、ジヒョンにも同じことを。
そして、「我々の力を見せつけてやる。」と…。
そこに、スンジョンが交渉団のレポートを持ってくる。
「交渉団のメンバーの他に、別のこともレポートしました。
中部工場が、彼らにとってどんな意味を持つか…。
ひょっとして、理事の心が変わるかとそれを願ってます。
理事のせいで、首になる人のことを少しでも考えてくれればと…。
それともうひとつの理由は、理事のためです。
あなたのお父様が作った工場を息子が終わりにする。
そのことをもう一度考えて欲しいんです。
あの工場は、先代社長と従業員が、レンガをひとつづつ運び築いたものです。
そんな業績を、お父さまを裏切った人と共に排除しようとしている。
私は、この復讐のことが理解できません。
必ず読んでくださるようお願いいたします。」
ジヒョンは、「どうして黙っていたんですか?」とジュニに電話を…。
「何か誤解があるようです。私が休んでいる間に起こったことで…。」
「そんな重要なことを知らないなんておかしいわ。それは後でゆっくり話すことにして、
交渉のほう、問題を大きくしないように…。」
ミンホは、スンジョンの報告書に目を通す。
そこには、工場の従業員について詳細な事情が書かれていた。
『工場の従業員は、二代・三代と働いている人もいます。
アン部長は、息子の大学のバッジをいつも身に付けていて、
たとえそれが三流大学でも、とても誇らしげにバッジを外すことはないんです。
チャン夫人は視力を失った後も、夫なしで子供を育てられることを幸せに思いながら、
逞しく生きています。
賑やかなチョンドさんは、他人の世話ばかり焼いて自分はまだ結婚しておらず、
結婚資金を貯めているんです…。」
交渉団が到着したというウシクの声に、
スンジョンのレポートを丸め部屋を出て行くミンホ。
会議室に入り、交渉団のメンバーを見つめながらスンジョンのレポートを思い出すミンホ。
そして彼は口を開く。
「この会合は皆さんの要求したものですから、先にお話しください。」
「我々は、噂の真相を確かめるためにこの会合を要求しました。
中部工場を売り、我々を解雇するというのは本当ですか?」
「まだ論議中です。何も決まっていません。
ですから、我々を信じてお待ちください。」とジュニ。
「どうして信じられますか?あの人はもうここで働いでいるのに…。」
「それじゃ考えを聞かせてください。」
交渉団メンバーの声に、ミンホは冷たく返事をする。
「1、可能な限り協議をし、その後売り払う。
2、協議をしたふりをして、即刻売り払う。
3、、再雇用の約束をし、契約書を書いた後売り払う。
4、何を言われようとも構わず売り払う。
どうだ?少しは私を信用する気になったか?
私が何を言おうと、信じるつもりはないんだろう。これが聞きたかったことか?
確認が済んだら帰れ。」
ミンホの態度に、彼に掴みかかる従業員の男。
高額の保険に入っているから、殴れば自分に金が入るだけだとミンホ。
そこに、ドンウクの父マ・テソクが入って来る。
男を諌め、ミンホに丁寧に謝罪するマ・テソク…。
その顔を驚いたように見つめていたミンホは、突然その場に倒れ込んで…。
病院へ担ぎ込まれたミンホを診察した主治医は、外で待っていたスンジョンに、
呼吸と心拍数の乱れ以外は異常がないので心配はいらない、
鎮静剤を投与したので、目を覚ました後に、言葉や行動に少し異常があるかもしれないと…。
意識を取り戻し、よろめきながら部屋を出て行くミンホ…。
そんな彼を見つけ慌てて駆け寄り、「大丈夫ですか?」と声をかけるスンジョン。
ミンホは、悲しげな表情で「行くな。」と呟くと、いきなり彼女を抱きしめる。
「僕を置いて行かないでくれ。」
そんな二人を見つめるジュニ…。
- 2015/05/27 純情に惚れる 第15話・最終話 ニュースと…
- 2015/05/18 純情に惚れる 第14話 あらすじ
- 2015/05/18 純情に惚れる 第13話 あらすじ&OST第4弾♪
- 2015/05/12 純情に惚れる 第12話 あらすじ
- 2015/05/11 純情に惚れる 第11話 あらすじ&OST第3弾♪
- 2015/05/07 純情に惚れる 第10話 あらすじ
- 2015/05/05 純情に惚れる 第9話 あらすじ
- 2015/04/28 純情に惚れる 第8話 あらすじ
- 2015/04/27 純情に惚れる 第7話 あらすじ
- 2015/04/22 純情に惚れる 第6話 あらすじ
いつも応援ありがとうございます♪
下のボタンをクリックして頂くと励みになります♪
momochi(07/04)
momochi(07/04)
永遠の母姉(06/29)
十六夜(06/29)
momochi(05/27)
momochi(05/26)
momochi(05/24)
momochi(05/07)
nexus(05/02)
nexus(05/02)
momochi(04/11)
momochi(04/11)
智(04/10)
momochi(04/09)
yuyu(04/09)
momochi(04/08)
fukko(04/08)
momochi(04/02)
momochi(04/02)
sayaonma(04/01)