『Pokémon GO』が日本国内で配信開始となってから、早くも2週間。街中を歩けばプレイヤーの姿を見ない日はなく、ちょっとした……いや、ちょっとどころじゃない社会現象となりつつあるようです。まさか、ここまで爆発的に流行するとは思わなんだ。
僕自身、いよいよもってトレーナーレベル20を達成し、育成と図鑑埋めへと舵を切り始めている今日このごろ。暇さえあれば街へ繰り出し、あっちゃこっちゃへとポケモン探しに勤しんでおりました。その様子は、過去3回にわたって記事に書いております。
- ポケストップ密集地帯・上野公園でポケモンを探してきた
- ポケモンGOのある風景①〜新宿中央公園、世田谷公園、駒沢公園、代々木公園、池袋西口公園
- ポケモンGOのある風景②〜新宿御苑、お台場海浜公園、井の頭公園、日比谷公園
――とは言え、毎日のように「ポケモンGOやってきたぜ!ヒャッハー!」な記事を投稿し続けるのも考えもの。そこで今回、これまでにポケモン目的で訪れた公園の様子と、プレイヤー層、ポケストップの情報、そして開園時間といった諸々を、本記事に一本化することにしました。
とりあえずは現時点で訪問済みの公園、12箇所をまとめた格好ですが、今後もまた別の場所へ足を運ぶ機会があれば、随時更新していく予定です。ほぼ自分の主観で見た風景と雑感になりますので、あしからず。どこかのポケモントレーナーの、参考となれば幸いです。
目次
- 新宿御苑
- 新宿中央公園
- 代々木公園
- 上野恩賜公園
- 日比谷公園
- 世田谷公園
- 井の頭恩賜公園
- 駒沢オリンピック公園
- 小金井公園
- 光が丘公園
- 池袋西口公園
- お台場海浜公園
- 余談:「タウンマップ」を作りたかった
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新宿御苑
【新宿御苑】は、「新宿駅」から徒歩10分、丸の内線「新宿御苑前駅」と副都心線「新宿三丁目駅」からは徒歩5分の距離にある、環境省所管の有料庭園。入園には、小中学生・50円、高校生以上・200円の入園料が必要となります。映画『言の葉の庭』の舞台としても有名ですね。
園内は見渡すかぎりに芝生と木々の緑が広がり、そのどれもに手入れが行き届いた、きれいな景色が広がっています。また、いくつも休憩所が設置されているため、夏場のプレイにも快適。水分補給は忘れず、休憩所に寄らないまでも、木陰や東屋で小休止するのもいいですね。
有料ということもあってか、はたまた景観の良さが好印象を与えているからか、入園者のマナーは総じて良いという印象でした。結構な人が歩道を歩いているわりには1ミリたりとも不快感を覚えることなく、周囲で口論なども見受けられず、気持ちよくプレイができたので。
新宿門のところで「リアルなサファリパークだ!」なんて話している人がいましたが、まさにそんな感じ。園内を歩いている人の大多数は『ポケモンGO』をプレイしているようにも見え、各々が思い思いにゲームを楽しんでいるようでした。個人的にも、おすすめの公園です。
視線を手元のスマホに向けると、平日のお昼すぎでもこの光景。池の周囲に立ち並んでいるポケストップの大多数で桜が舞っており、春でもないのにお花見のような。どこを歩いていてもポケモンが出てくるし、誰かがすかさずルアーを設置してくれるので、捕獲には全く困りません。
また、「ピカチュウの巣」ということで話題になった新宿御苑ではありますが、現在はピカチュウの代わりにアーボの出現率が上がっているようです。他にもサンドにガーディ、カメールやドククラゲといったポケモンの姿も確認。自然と歩きたくなる園内は、タマゴ孵化にもぴったりです。
新宿中央公園
【新宿中央公園】は東京都庁の直下に広がる、緑生い茂る都市計画公園。都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩1分、「新宿駅」からは西口バスターミナル前の中央通りを直進して、徒歩10分の距離にあります。駅を挟んで、ちょうど新宿御苑の反対側あたりですね。
西新宿の高層ビル街の一角という土地柄もあってか、平日のお昼どきは、社員証をぶら下げたサラリーマン・OLさんたちで賑わう休憩スポット。ベンチでサンドイッチを頬張る姿が見られる風景に、最近は、スマホをいじりながら同僚と談笑し歩く人たちの姿が加わりました。
公園内の各所に多数のベンチが設置されており、歩道の脇にも寄りかかれる手すりがあるので、足腰を気遣いずつプレイできるのも嬉しいポイント。それこそ、近くでごはんを買ってきて食べることもできますし、駅から多少の距離はありますが、好立地と言えます。
今は夏休み中ということもあってか、平日でもクールビズに紛れて、親子連れや学生グループの姿も確認できますね。道路を挟んで南側の敷地内には、フットサル場や子供たち向けの遊具も取り揃えてあり、広い年齢層の利用者を想定した公園となっています。
ポケストップの数も決して少なくなく、園内を歩いていると、あちこちで画面に向かってボールを投げる人が目に入ります。特に集中して多いのは、中央通りの正面入口を入ってすぐの、遊歩道周辺。三角形の形でポケストップが並んでおり、ポケモンを探しやすい配置と言えそうです。
新宿中央公園は特定のポケモンの「巣」になっているわけではないようですが、「ちょいレア」くらいのポケモンと稀に遭遇できる模様。ピカチュウにスリープ、カイロスやシェルダーなどを確認しました。あとは、上記画面にも写っているピクシーなどなど。
代々木公園
JR「原宿駅」、東京メトロ千代田線「代々木公園駅」、東京メトロ副都心線「明治神宮前駅」などから、それぞれ徒歩3分で訪れることのできる、【代々木公園】。渋谷駅から歩いて、NHK放送センターの横を入っていくルートもおすすめです。
そこら中が広場という広場になっており、週末はレジャーシートを広げ、ゆったりと過ごす家族連れやカップルの姿が見られる公園。他方では、楽器や演劇の練習をしているグループなども見受けられ、思い思いに過ごす人を横目にぼーっとするだけでも楽しめる、癒やしスポットです。
『ポケモンGO』の配信後は、昼夜を問わずポケモントレーナーが集う空間にもなった、代々木公園。特にポケストップが集中している噴水広場には人も多く、普段は楽器の音色やダンスの掛け声が響きわたっていた場所には、ポケモンゲットに一喜一憂する人たちの姿がありました。
あとは、原宿門付近も人口密度が高め。園内に向かう前に、こちらでアイテムを補充してから向かう人も多いとか。また、公園の各所にゴミ箱が設置されているためか、大勢の人が集まっているわりに、「マナーがなっとらん!」という話はあまり聞かれていないような気もします。
アプリの画面で見ても、やはり花びらが舞い散っているのは噴水付近がメイン。ポケストップは園内の各所に点在しているのですが、自然と噴水広場に人が集まる構図ができあがっているようでした。座れる場所も多く、道の脇に避けていれば、往来の邪魔になりにくいですしね。
「ニドラン♀の巣」と言われていた代々木公園は、現在はサンドが数多く出現するポイントとなっているようです。あとはストライクと稀に遭遇できるほか、イーブイやゴースなどもそこそこの割合で目撃されている格好。ほぼ常にルアーもぶっ刺さっているので、探しやすいかと。
上野恩賜公園
各路線の「上野駅」から徒歩2分、動物園・美術館・博物館・大学など多彩な施設がある【上野恩賜公園】は、『ポケモンGO』配信当初から大勢のトレーナーが大挙して話題となりました。秋葉原駅や日暮里駅から歩いて向かうのも、個人的にはおすすめです。
外国人観光客の人気スポット・上野アメ横が間近という場所柄ゆえか、いろいろな国の言葉が行き交い、多種多様な人が訪れている公園というイメージも強いですね。週末には家族連れも多く、園内の飲食店はだいたい満席。食料・飲料は、買ってから向かうが吉です。
日中の人混みはもちろんのこと、最近は夜でもポケモントレーナーの群れと出会うことのできる一大スポットに。山手線の駅を降りてすぐ目の前という立地の良さも相まってか、帰宅途中にポケモンを探すべく立ち寄る人も多いようです。
それだけ大勢の人が訪れても、そこはやはり都内屈指の敷地面積を誇る都市公園。「歩道」と呼ぶには広すぎる道を歩くなか、人とぶつかるようなことはほとんどありません。とは言え、当然のごとく最低限のマナーは意識しておきたいところですし、閉園時間もお忘れなく。
都内有数のポケストップ密集地帯であり、アイテム回収には事欠きませんが、特におすすめのポイントは、弁天堂を起点としたボート池周辺。池を囲むように10以上のポケストップがあり、アイテム回収・ポケモン捕獲・タマゴ孵化の同時進行が可能です。
また、もともとは「ブーバーの巣」として有名だった上野公園ですが、現在はエレブーが大量発生中の模様。ほぼ園内のどこでも遭遇することができますが、ボート池付近ではミニリュウも稀に出現するため、やはりその周辺を散策するのが鉄板と言えるでしょう。
日比谷公園
【日比谷公園】へは、東京メトロ各路線の「霞ヶ関駅」「日比谷駅」から歩いてすぐ。道を挟んで向こう側には皇居外苑が広がっており、都心中枢部ながら緑の広がる、非常に歩きやすいスポットとなっております。東京駅から歩いてくることも可能。
こちらも、園内には少なくない外国人観光客の姿が。そして、その多くがポケモントレーナー。親子連れにちびっ子グループ、さらにはゆったりとした歩調で散策している老夫婦などもおり、年齢層はとても幅広い。なんたって、老夫婦も普通にボールを投げているくらいですし。
夜になってもなお、園内にはたくさんの人影が。週末の夜は言うに及ばず、平日夜も仕事帰りのサラリーマン&OLが足を運んでいるらしく、特に街灯があるポケストップ周辺に集結している格好。レアポケモンが出やすいとの噂もあり、時折、歓声が上がっておりました。
注意点としては、公園周囲の道路も含めて、自動販売機があまり目に留まらないこと。コンビニもちょっと歩いた先や駅地下にしか見当たらないため、夏場は特に飲料の確保が困難となります。日中は売店があるので無問題ですが、夜は当然閉まっているので、水分補給はしっかりと。
園内にはバランス良く、ほうぼうにポケストップが配置されていますが、人が集まりやすいのは野外音楽堂付近という印象。木陰になっている歩道の近辺にポケストップが密集しており、座ることのできるベンチもあるため、ルアーを刺して長時間プレイしやすい環境となっています。
「ニャースの巣」として話題になった日比谷公園ですが、現在は見当たらない様子。全体的に虫ポケモンが多く、水辺には水ポケモンがひと通り出現する感じ。あと、これは主観となりますが、他の場所よりもニドラン♂・ニドラン♀が若干出やすいような印象を受けました。
世田谷公園
東急世田谷線「三軒茶屋駅」、田園都市線「池尻大橋駅」からそれぞれ徒歩18分ほどの距離にあるのが、【世田谷公園】。広々とした噴水広場は個人的にもお気に入りのスポット。奥にはミニSLが走る広場とプレーパークがあり、週末はいつもたくさんの子供たちで賑わっています。
極端に広い公園……というわけでありませんが、野球場・サッカー場なども併設。駅から若干の距離があることもあってか、観光客が訪れるというよりは、ご近所さんの憩いの場としてのイメージが強いようにも思います。訪れる際には、お昼ごはんを調達してから向かいましょう。
こちらは「ミニリュウの巣」として話題になったためか、たくさんのポケモントレーナーが足を運び、その異様な光景とゴミ問題が取り沙汰されました。ミニリュウ云々と言うよりは、ポケストップのある一部区画に人が押し寄せたことが一因となったようにも。
何はともあれ、ゴミ問題に関しては言うまでもなく、マナーと節度を守ったプレイを心がけたいところです。出現率の変更により、現在はミニリュウの姿もあまり見られなくなっているようではありますが……。周囲へ気を払いながら、出したゴミは持ち帰るようにしましょう。
駅から歩いて公園へ向かう場合、おそらくは野球場から園内に入るルートを通る人が多いのではないかと思いますが、こちらにもいくつかのポケストップがあります。たまたまでしょうが、ピジョットが出現するなど、レアなポケモンの姿も見られました。
メインとなるのは、やはり噴水広場周辺ですね。噴水から奥のSLが走る広場へ、連なるようにしてポケストップが設置されているので、これに沿って歩くことで効率的なアイテム回収&ポケモンゲットができるはず。現在は、「イーブイの巣」として出現率が変化しているようです。
井の頭恩賜公園
緑豊かなデートスポットとして人気の高い、【井の頭恩賜公園】。JR中央線「吉祥寺駅」から徒歩5分、もしくは京王井の頭線「井の頭公園駅」から徒歩1分の場所にあり、沿線の住民はもちろんのこと、新宿・渋谷からもちょっと足を伸ばして行ける、週末のおすすめスポットです。
園内に細長く伸びる、井の頭池の周囲を沿うようにして歩くだけでも楽しめるのに、しっかりポケストップも配置されているのが嬉しいポイント。軽くお散歩しつつ、アイテム掘り&ポケモンゲットを楽しむことができます。ソロプレイヤーも少なくないので、ご安心を。
特にこの暑い時期、井の頭公園には、他の公園と比較しても明らかなメリットがあると言えそうです。見るからに涼しげな「水場」と、それを取り囲むように植えられた木々が作り出す「木陰」の存在ですね。
炎天下で長時間にわたってプレイすることも想定される『ポケモンGO』においては、「木陰」の確保が求められるところ。その点、こちらの公園なら、「池の周囲はほとんど木陰」と言ってもいいほどに直射日光を避けやすいため、そこそこ快適にプレイできるのではないかしら。
「エビワラーの巣」として賑わっていた井の頭公園ですが、現在はエビさんの姿はあまり見られず。代わりにビリリダマの姿が見られるようになり、生態系の変化を感じる今日このごろです。あとは水辺が広がっていることもあってか、水ポケモンと遭遇しやすい印象も受けました。
奥へ歩いていくと、三鷹の森ジブリ美術館などのスポットもありますが、基本的には池の周囲でポケモン探しに勤しむことになるかと。誰かしらがルアーを設置すれば、連鎖的に隣のポケストップにもルアーを刺してくれる人が出てくる格好。感謝しつつ、恩恵に預かりましょう。
駒沢オリンピック公園
学生の憩いの場として、地元民がスポーツを楽しむ場として人気の高い運動公園が、【駒沢オリンピック公園】。東急田園都市線「駒沢大学駅」から徒歩15分の距離にあり、歩く時間を考慮しても、渋谷駅から30分以内に訪れることのできる好スポットです。
「運動公園」という性質ゆえか、ジョギングやサイクリングのついでにプレイしている人が多いという印象。自転車・ジョギング・歩行者と、用途別に歩く道(コース)も分けられているため、幅の広い道の脇を歩きながら、安心してゲームを楽しむことができそうでした。
運動場やスケートパーク、自然公園など、場所によって景色が異なる公園は、歩いているだけでも楽しい素敵スポット。道端に佇んで『ポケモンGO』に向かう人の姿が散見される一方、多くの人は公園のベンチに座るなどして、落ち着いてボールを投げている様子が見られました。
また、井の頭公園と同様に、幅が広い道の頭上をすっぽりと覆い尽くすほどに張り巡らされた木々と、それによって作り出された「木陰」もまた魅力ですね。園内の複数箇所に休憩所や自動販売機も設けられているため、夏場の水分補給にも不自由しません。熱中症には要注意。
ただし、公園の広さのわりには、ポケストップの数はちょっと少なめ。ポツポツと点在している形なので、運動になると考えれば……。ルアーが設置されている場所も何箇所かありましたが、特に硬式野球部奥の「うま公園」「ぶた公園」あたりに人が集まっていたようです。
また、「ストライクの巣」として情報が拡散されていた駒沢公園ですが、今はヒトデマンが大量出現するスポットになっている模様。他には、虫・草タイプのポケモンが多く、個人的にはフシギダネをよく見た覚えがあります。フシギバナの目撃情報もあったそうな。
小金井公園
上野公園の1.4倍という広大な敷地面積を誇る、【小金井公園】。西武新宿線「花小金井駅」、JR中央線「武蔵小金井駅」が最寄り駅となっていますが、徒歩で行くとどちらも20〜30分程度かかるため、基本的にはバス推奨です。もちろん、ポケモンついでに歩いてもOK。
そういった立地の問題もあってか、園内を歩くプレイヤーの数は少なめ。でも、地元民らしい軽装のお兄さんや、部活帰りっぽい中高生がボールを投げている一方で、赤ちゃんを抱えたママさんグループが木陰で「ポッポかわいいウフフ」とスマホに向かっていたのには驚きました。
そのため、広大な芝生が魅力の公園ではありますが、『ポケモンGO』のプレイに適しているのはそちらではなく、人とポケストップの集まる遊具付近となっていた様子。
親子でスマホに向かっているポケモントレーナーも少なくなく、その脇では、ちびっ子たちが遊具で元気いっぱいに遊びまわる風景が。……かと思ったら、ちびっ子たちが「おにーさーん!それ、ぽけもんごーですかー?」なんて話しかけてきたりもして、とても賑やかでした。
そんな小金井公園は、「ベロリンガの巣」として話題に。ちびっ子たちが「みんな持ってる!」と話すくらいだったベロリンガも、現在その姿は鳴りを潜め、タマタマが数多く見られるポイントとなっているようです。
他には、ノーマル・飛行タイプや虫タイプが多く出現する一方、ロコンにケーシィといったポケモンの存在も確認。特にポッポとビードルは驚くほど出てくるので、序盤のアメ集め・レベル上げに適していると言えるかもしれません。
光が丘公園
都営大江戸線の終点「光が丘駅」から徒歩8分の距離にあるのが、【光が丘公園】。たくさんの自転車が往来するこの公園は、『ポケモンGO』のプレイには不向き……かと思いきや、そんなことはありませんでした。自転車乗りの多くもプレイヤーだったので。
園内を行き来する歩道はどれも幅が広く、自転車と歩行者が一緒に行き交っても問題がないほど。都内屈指のベッドタウンということもあってか、家族でスマホの画面に向かっている人が多く、自転車を止めてボールを投げている夫婦・親子も少なくありません。
夏休みまっさいチュウの学生さんの姿が多いものの、普段から固く注意されているのか、園内をチャリで爆走するような人は見受けられませんでした。むしろ気にするべきは、もう少し年齢が上のお兄さん。スケボーの練習をしている彼らの邪魔にならないよう、気を付けましょう。
総じて言えば、この光が丘公園は老若男女、幅広い層が利用していることもあり、親子で『ポケモンGO』をまったりとプレイするのに適したスポットのひとつだと言えそうです。
園内のおすすめポイントは、光が丘駅から向かってすぐの、入り口付近。ちょうど上記写真の広場部分に複数のポケストップがあるため、こちらにルアーを設置してポケモンを探している人が多いようです。あと、そのまま奥に直進した広場にもポケストップとジムがありました。
ゲーム配信当初から「ガーディの巣」として有名だったらこちらの公園は現在、パラスやコダックが多く出現するスポットとなっている模様。他にも、入り口広場付近では何度かカビゴンの目撃報告があったほか、ブーバーとも遭遇しました。
池袋西口公園
各路線の要所である「池袋駅」前の【池袋西口公園】には、昼だろうが夜だろうがポケモントレーナーが大集結。……というか、本当にわけのわからないレベル。人大杉。
たびたびイベントも開催されるこちらの公園は、夜間でもライトアップされており、トイレと喫煙所も園内に設置されているため、プレイには困らない空間。近くにはポケモンジムになっているマクドナルドもあるため、そちらで回復アイテムを消費することも可能です。
園内にはいくつかのポケストップがありますが、ほとんどの人はこちらの4箇所でアイテムを補充しているようです。あれだけの人数がいれば、必然的に誰かがルアーを設置してくれるため、マップ上はほぼ常に桜が満開。効率だけを考えれば、最高のスポットだと言えます。
出現ポケモンに関しては、特定のポケモンの「巣」になっているわけではない模様。ただ、これだけの狭い空間に留まっているだけでも、思いのほか多種多彩なポケモンと遭遇するため、なかなか飽きることはありません。自分は、サイホーンを初めて見たのがこちらでした。
お台場海浜公園
ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」から徒歩3分の場所にある【お台場海浜公園】は、東京湾とレインボーブリッジを臨む細長い公園。りんかい線「東京テレポート駅」からも徒歩10分程度で行けるため、新宿駅からも合計40分程度で足を運べるポイントとなります。
ただし、お台場海浜公園の敷地内にあるポケストップはさほど多くなく、すぐ横の「デックス東京ビーチ」と「アクアシティお台場」のポケストップも合わせて、こちらではポケモンをゲットする形になるかと。観光客ばかりかと思いきや、意外とトレーナーの姿もありました。
舞い散る花びらの多さが、ポケモントレーナーがたくさんいる証拠。海沿いに広がる公園を歩けば、自然とポケストップに沿ってアイテムも回収できるため、他の公園とはちょっと違った景色を楽しみながらプレイできるのではないかしら。
出現ポケモンとしては、とにかくコイルとビリリダマが多かったです。進化系であるレアコイルとマルマインも、シルエットのみ現地で確認。短時間で大量ゲットできるので、電気タイプ不足に悩まされている人にはイチ押しのスポットですね。
余談:「タウンマップ」を作りたかった
ここからは余談になりますが……せっかくの現実世界を舞台にした『ポケモン』ということで、本当は「タウンマップ」的なものを作りたかったんですよねー。おそらく既に取り掛かっている人もいるでしょうし、現状で利用できる出現マップのツールなんか、まさにそれ。
しかし当然、自分にはそんなものを作る企画力も画力も構成力もなく。それでもポケモンを探して公園を巡るのは楽しかったので、とりあえず文字と画像オンリーでざっくりとまとめてみた格好です。しかも書いている途中に「ポケモンの巣」の変更があり、何が何やら/(^o^)\
また、現在、ポケストップの数などを巡って都会の優位性が話されていますが、自分としては、国内でも地域別に出現するポケモン・しないポケモンがいてもいいんじゃないかなーと。
そりゃあいろいろと問題も出てくるでしょうし、調整が大変な予感しかありませんが、フィールドワークよろしくゲームをプレイするのは、やっぱり楽しい。
そして、ポケモン目的でも見知らぬ土地を訪れ、一緒に観光や旅行を楽しむことができれば、諸々の分野で正の相関が出てくるんじゃないかとも思うのです。その点、鳥取県の“すばやさ”はさすがですよね……。もう既に、鳥取砂丘に行きたいと思えてきちゃってますし。
要するに、これほどまでに自ずから「関わりたい!」とか、「なんかおもしろいことしてえ!」とか思えるゲームって、なかなかないと思うんですよ。少なくとも、自分の場合は過去にほとんどなかった。
もちろん、普段の生活もありますし、さすがにポケモンマスターを目指すのは無理。でも、これだけたくさんの人を楽しませ、良い意味で動かしているゲームもなかなかないですし、大好きなポケモンを、もっともっと存分に楽しみたい。自然と、そのように思えました。
そんなこんな言っても、まだリリースされてから2週間。今後、トレード機能や金銀世代以降のポケモンの実装も予定されているそうですし、しばらくはいちポケモントレーナーとして、この『Pokémon GO』を純粋に楽しもうと考えております。明日もポケモン、ゲットだぜ!