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絵画に描かれた馬たち

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こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は絵画に描かれた馬の作品を紹介しようと思います。

 馬

馬はあらゆる動物の中で最も高貴であるとも言われる優れた動物です。その知能も非常に高く、利口なことでも知られています。そのためかどうかは知りませんが絵画にも割と登場します。

有名な人物をより優れたように見せるためや、馬そのものが美しいので馬単体で描かれることもあります。

あまり難しいことは考えずにとりあえず見てみましょう。

作品紹介

『稲妻に驚く馬』

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ドラクロワの作品です。ドラクロワはロマン主義の画家で、色彩表現や感情表現を得意とします。非常に力強く描かれています。雷に驚いているというよりも、馬が怒り狂ってそれに合わせて雷が轟いているような印象を個人的には受けました。躍動感がすごいですね。

『葦毛色のアラブ種馬』

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こちらはテオドール・ジェリコーの作品です。ドラクロワと同じロマン主義の画家でドラクロワにも影響を与えたとされています。この馬は・・・一言で言うならば恐いですね(;^ω^)目力がすごいです。

『エプソムの競馬』

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こちらもジェリコーの作品です。ジェリコーは馬に関する作品を多く残しており、本作はその代表的なものです。ジェリコーの師匠も馬をよく描いたのですが、ジェリコーが言うには「師の描く馬は躍動感がない、綺麗事に過ぎない」のだそうです。その言葉通り、本作は全力で走る馬の様子が描かれています。

『アルプス越えのナポレオン』

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ダヴィッドの作品。馬に乗った人物の作品と言えばやはりこれかな、と思います。ナポレオンは身長が低かったことで有名ですが、これだけ迫力ある馬に乗れば大きく見えますし、本人も喜んだことでしょう。ナポレオンの肖像画は馬に乗っていない作品も沢山あるのですが、身長とか関係無く、馬に乗っている方が見栄えがいいような気がします。馬は人物をより良く見せてくれるのかもしれません。

『馬の入浴』

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荒ぶった馬の作品が多くなってしまったので、優しい感じの馬の作品を。こちらはホアキン・ソローリャの作品です。この馬は非常に優しいそうな、穏やかな眼をしていますね。可愛い(*´ω`)

 

馬に関する作品って結構多いんですよね。描かれ方も多様で見ていて面白いので、気が向いたらまた馬の作品を紹介しようと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました。
Toshiroでした。それでは、また。