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【日韓関係】
李明博前大統領の竹島訪問から中断していた海上保安庁の日韓交流 4年ぶりに再開した韓国側の事情とは
裁定、竹島は触れず? 終始友好的なムード
「両機関間の信頼関係をより一層深めることができた」。中島長官は27日の定例記者会見で、4年ぶりの協議の意義を語った。21日に韓国・仁川で開かれた協議には、韓国側からは海洋警備安全本部の洪益泰(ホン・イクテ)本部長が出席。2人は本部ビルの国際会議室の長机に向かい合って座り、テーブルの上には両国の国旗が並べて置かれていた。関係者によると、協議は「終始友好的なムード」で行われたという。
27日の記者会見では“空白の4年間”について質問が出たが、中島長官は「両機関で開催に向け調整を行ってきたが、事情がお互いにあって…」と歯切れが悪かった。
12日に出されたばかりの仲裁裁判所の裁定については、同協議で話題になったかどうかは明らかにしなかった。もし裁定の話が出ていれば、「竹島」に触れざるを得ず、せっかくの友好ムードが台無しになったはずだ。
朴大統領の態度軟化が背景か
韓国の隣国は、これまで以上に不穏な状況だ。北朝鮮は、核開発と中長距離戦略弾道ロケットの開発を活発化。中国は、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で人工島建設を進めるなど海洋覇権主義が勢いを増している。このため、「朴大統領が日本に対する態度を軟化させていることが4年ぶりの協議再開の背景にあるのではないか」と公安関係者は話す。
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