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【大リーグ】

イチロー、代打で右翼線二塁打 メジャー通算3000安打までM2

2016年7月30日 紙面から

カージナルス戦の7回、代打で右翼線に二塁打を放つイチロー=マイアミで(社英夫撮影)

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◇カージナルス5−4マーリンズ

 【マイアミ穐村賢】イチロー、金字塔までマジック2−。大リーグは28日、当地などで行われ、マーリンズのイチロー外野手(42)はカージナルス戦で、3−5の7回1死一塁で代打で出場し、右翼線二塁打を放ってメジャー通算3000安打まであと2安打とした。守備には就かず退いた。マ軍は4−5で敗れた。マ軍は同日、球団公式ツイッターで、29日(日本時間30日)のカージナルス戦にイチローが先発すると発表。特定の野手の先発出場を事前に公表するのは極めて異例で、米野球殿堂入りの約束手形ともいわれる偉業達成を前に、周囲も盛り上がりを見せている。

 総立ちとなった2万5060人の地元ファンの期待に、イチローが一振りで応えた。2点ビハインドの7回1死一塁の場面。カウント1−0からの2球目、救援右腕ブロクストンの内角低め93マイル(約150キロ)の直球を豪快に引っ張ると、痛烈なライナー性の打球は飛び付いた一塁手の脇を破る二塁打となった。

 メジャー2998安打目。二塁ベース上で表情を変えることなく肘当てを外した背番号51は試合後も「納得の打球? それを言うと、自画自賛とかになるから別に…。ヒットならそれでいいですよ」と淡々とした受け答えに終始した。

 メジャー通算350本目となった二塁打は、一、二塁間を破った鋭い打球が右翼線フェンス際まで到達するというレアもの。「(右中間に)シフトしているからね。ライトが」との自己分析だったが、報道陣から打球スピードがメジャー随一のパワーを誇る同僚スタントンに匹敵するのではと振られると、「この体でそのスピード出るんだったら、誰でも出ますよ。どんだけスピードが出てるか知らないですけど」とお世辞半分の質問に苦笑いするばかりだった。

 あと2安打と迫ったイチローの偉業に、球団も異例の対応を見せた。何と、球団の公式ツイッターに、29日のカージナルス戦にイチローが先発出場すると異例の告知を出したのだ。

 先発投手の予告先発ならぬ“予告スタメン”。日に日に大きくなる地元ファンの声援にも「知ってます」とだけ言葉少なに答えたイチローだが、3000安打が秒読み段階に入った状態での予告に週末夜の本拠地が満員になることは必至。晴れて偉業達成となるかどうか。その動き一つ一つに熱視線が注がれる。

 

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