蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】4番・阿部がV弾2016年7月30日 紙面から
◇巨人3−1ヤクルト巨人が効果的な2本塁打で競り勝った。1回に阿部の2ランで先制し、6回には坂本が17号ソロを放った。内海は丁寧に低めに集め、7イニング1失点で6勝目を挙げた。沢村が25セーブ目。ヤクルトは序盤の好機を生かし切れず4連敗。 効果的な2発で菅野ショックを吹き払った。1回に阿部の2ランで先制し、6回は坂本のソロで加点。巨人が前夜28日にエースで首位広島との直接対戦を落とした後遺症を見せず、元気のないヤクルトに快勝した。 相手の主軸を抑え、打つべき役者が点を奪う。落ち着いた試合運びで確実に白星をつかんだ高橋監督は「お互いにチャンスは多くなかった。その中でウチの3番と4番が良いところで打ってくれた」と表情を緩めた。 わずかに5安打。しかし必要な点は奪った。まずは1回。2死から坂本の右前打に続き、阿部が右中間席に一撃。14戦連続安打となった4番は「しっかり押し込むことができた。入るとは思わなかったけどね」とうなずいた。 ジリジリした展開の中盤には坂本だ。「あと1点取れば楽になるところで一発を打つことができた」。こちらも最近5試合で18打数10安打と振れている。菅野の登板時には不思議なほどに援護できなかった攻撃陣が…。いや、時計の針を戻すことはできない。 広島と9ゲーム差で残りは50試合。1つ縮まったとはいえ、苦しい状況には変わりない。「今は勝っていくしかない」と高橋監督。まだ、あきらめるには早い。前を向き、勝ち続け、重圧を与えていくだけだ。 (井上学) PR情報
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