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台風に備えタイムライン訓練
07月29日 07時08分
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台風による水害を減らそうと、関係機関などがとるべき対応をあらかじめ時系列でまとめた「タイムライン」と呼ばれる防災計画の訓練が岐阜県多治見市で行われました。
多治見市では台風による土岐川の水害に備えて行政や消防団、それに市民などが取るべき対応を時系列で定めたタイムラインという防災計画をことし3月、策定しています。
28日は多治見市役所でタイムラインに沿って対応出来るかを確認する初めての訓練が行われ、防災機関の関係者や住民など約50人が参加しました。
訓練は台風が多治見市を直撃する想定で2日前の段階から始まり、前日の夜には避難所開設にとりかかることや、当日の朝には川の水があふれる前に消防団員を集めることなど、その都度、すべきことを紙でほかの部署に伝えてうまく連携が取れるかどうか確認していました。
タイムラインに詳しい東京のNPOの松尾一郎さんは「訓練を通して関係者の連携を深め、地域に根ざしたものにしていく必要がある」と話していました。
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