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“教科書で出会ったごん”展

07月29日 09時54分

“教科書で出会ったごん”展

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童話「ごんぎつね」が国語の教科書に掲載されて60年になるのを記念して、作者、新美南吉の出身地、愛知県半田市で特別展が開かれています。
この特別展は半田市の「新美南吉記念館」が企画し、南吉の作品が掲載された国語の教科書や挿絵の原画など100点余りが展示されています。
このうち、記念館が所蔵する昭和31年の小学4年生の教科書は、南吉の代表作「ごんぎつね」が最初に掲載された教科書で、出版社は変わりましたが60年にわたっていまも掲載が続いています。
また、昭和55年の小学3年生の教科書にはきつねの親子のきずなを描いた「手ぶくろを買いに」が掲載されていて、名古屋市の女性が作品の優しさにひかれ大事に保管していたものです。
学芸員の遠山光嗣さんは「ぜひ、親子で見に来ていただき、南吉が伝えたかったものを想像してほしい」と話していました。
特別展は10月23日まで「新美南吉記念館」で開かれています。

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