07月29日 12時34分
愛知、岐阜、三重の3県の6月の有効求人倍率は、愛知県と岐阜県で4か月ぶりに前月を下回ったものの、いずれも全国平均を上回って高い水準となっています。
各地の労働局によりますと、仕事をしている人ひとりに対して何人の求人があるかを示す6月の有効求人倍率は愛知県が前月より0.02ポイント低い1.61倍、岐阜県が0.07ポイント低い1.73倍、三重県が0.01ポイント高い1.42倍となりました。
愛知県と岐阜県では4か月ぶりに前月を下回ったものの、3県とも全国平均の1.37倍を上回り、岐阜県は全国で3番目の高い水準となっています。
また、岐阜県では正社員の求人倍率も前月より0.01ポイント高い1.17倍と、東京に次いで全国で2番目となっています。
これについて労働局は「一部では数字が下がったが、引き続き求人が多い状況で、雇用情勢の改善は続いている」と分析しています。
また、イギリスがEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めたことについて、各地の労働局は、今のところ大きな影響は出ていないとした上で、「企業からは先行きを懸念する声も聞かれるが、雇用情勢に影響がないか今後も注視していきたい」としています。
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