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興正寺が6億5千万円申告漏れ
07月30日 09時57分
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1688年に建立した名古屋市の八事山興正寺を運営する宗教法人が、名古屋国税局から約6億5000万円の申告漏れを指摘され、8000万円余りを追徴課税されたことが関係者への取材で分かりました。
申告漏れを指摘されたのは、名古屋市昭和区の八事山興正寺を運営する宗教法人です。
関係者や法人によりますと、この法人は収益事業の中で、取り引き先の会社への貸し付け金に対する利息を得たのに計上していなかったということです。
宗教法人については、宗教活動の収入は課税されませんが、物品の販売や不動産の賃貸などの収益事業については税金を納めることになっています。
この法人はほかにも平成26年度分の所得を期限内に申告していなかったということで、名古屋国税局から去年3月までの3年間に約6億5000万円の申告漏れを指摘され、8000万円余りを追徴課税されたということです。
八事山興正寺の特任住職はNHKの取材に対し、「国税局の指摘を受け入れ修正申告と納税を済ませた」としています。
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