「Yeah!めっちゃ Grafana」 な、なのまるです!
Zabbix(2.4)のグラフがあまりにも見る気にならなかったので、
便利なGrafanaを使ってZabbixのメトリクスをきれいに可視化して、テンション上げました!
※タイトルは、こういうの書いてみたかったので、深い意味はありません!
もくじ
「Zabbix plugin for Grafana dashboard」とは
「Zabbix plugin for Grafana dashboard」は、
視覚化ツールの「Grafana」で、Zabbixのデータを見られるようにする。
とっても便利なプラグインです!
デモが公開されているので、紹介しておきます!
Zabbix グラフ vs 「Zabbix plugin for Grafana dashboard」
ざっくりとした、比較表(もしかしたら正しくないかも!)
| Zabbix グラフ | 「Zabbix plugin for Grafana dashboard」 | |
|---|---|---|
| グラフ | 画像 | JavaScript(Canvas?) |
| 自動更新 | あり | デフォルトではなし? |
| レスポンシブ | 再読み込みすれば、フィット | 対応 |
| 描画速度 | 少し間がある | 早い気がする |
| サーバーへの負荷 | それなりに | 低い (ほとんどがキャッシュされて居て、描画もブラウザ側なので) |
※ ちゃんと調べていないので、あくまで主観です!
「Zabbix plugin for Grafana dashboard」のセットアップ
前提条件
今回は以下の環境でセットアップしました!
- Amazon Linux
- Zabbix 2.4(インストール、設定済み)
- Zabbix Serverと同居
- Grafana 3.1.0(rpm)
- Zabbix plugin for Grafana 3.0.0-beta
手順
- Grafana インストール
- Zabbix plugin for Grafana インストール
- Zabbixに監視用アカウント設定
- Grafana WebUIから、Zabbix datastoreの設定
Grafana インストール
Grafanaはyumを使ってインストールです!
実際はAnsibleでやったんだけど、なーんとなく手順
/etc/yum.repos.d/grafana.repoを作成
[grafana] name=grafana baseurl=https://packagecloud.io/grafana/stable/el/6/$basearch repo_gpgcheck=1 enabled=1 gpgcheck=1 gpgkey=https://packagecloud.io/gpg.key https://grafanarel.s3.amazonaws.com/RPM-GPG-KEY-grafana sslverify=1 sslcacert=/etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt
AamzonLinuxだけどこのままで。
baseurl=https://packagecloud.io/grafana/stable/el/6/$basearch
yumインストール
sudo yum install -y grafana
- Grafanaの設定について
参考:
Installing on RPM-based Linux - Grafana Documentation
Zabbix plugin for Grafana インストール
Grafanaが入ったところで、今度はZabbixのプラグインを入れます。
sudo grafana-cli plugins install alexanderzobnin-zabbix-app
参考:
alexanderzobnin/grafana-zabbix: Zabbix plugin for Grafana dashboard
GrafanaとApache httpdの連携について
今回は、Grafanaのデフォルト設定で使用することにしました。
本来であれば、PATHを変えるだけでGrafanaのグラフが見られるようにしたかったのですが。
機会があれば後日
以下、希望イメージ
- Zabbix ・・・ http://zabbix-server/zabbix/
- Grafana ・・・ http://zabbix-server/grafana/
現実
- Zabbix ・・・ http://zabbix-server/zabbix/
- Grafana ・・・ http://zabbix-server:3000/
Zabbixに監視用アカウント設定
ZabbixのAPIアクセスを行うユーザーを作成です。
個人の方は「管理者アカウント」とかでもいいかも??
さすがにそういうわけにもいかないので、
- ID : monitor
- Password : grafanapw
権限
全てのデータが、「読み取り」出来るように設定しました!
Grafana WebUIから、Zabbix datastoreの設定
GrafanaのWebUIにアクセスします!
http://[zabbix-serverのFQDN,IP]:3000/
- ID:admin
- Password:admin
「Zabbix Plugin」を有効化します。
また、ここでも「Enable」ボタンを押します!
次はメニューの「DataSources」から、「Add data source」
- Typeを「zabbix」
にすると、以下の画面が表示されます。
参考設定値
- Type: zabbix
- Name: zabbix(任意)
- Url: http://127.0.0.1/zabbix/api_jsonrpc.php
- Access: proxy
- Username: monitor(さっきZabbixで設定した情報)
- Password: grafanapw(さっきZabbixで設定した情報)
「Save & Test」で「Success」になれば、設定がうまくいっています!
サンプルのダッシュボード
サンプルのダッシュボードが入っているので、それを流用して以下のようなダッシュボードが作れます!
つくり方は、また別途。
まとめ
- Grafanaを入れて、Zabbix Datasource plugin入れるだけ!
- 結構きれいなグラフが、表示されます!
- Zabbixを下手に日本語化しない方がいいかもよ!?(dashboradの関係)