LINEのすべてを取り仕切る「韓国人幹部」の正体〜ストックオプションは出澤社長のナント100倍!知られざる"韓流経営"深層レポート

2016年07月07日(木) NewsPicks取材班

NewsPicks取材班経済の死角

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1,026万株で、151億9146万円――。

LINEがこれまで「ツートップ」と呼んでいた社長の出澤と、最高戦略マーケティング責任者舛田が享受する恩恵は、シンのストックオプションの株数と比較して、その100分の1にも満たないものであった。

このほかにも、シンとともに、日本での成功を願って訪日したチョヌンの幹部らが、ズラリと上に並んでいる。また、スタンプに用いられるLINEの公式キャラクターを発明したカン・ビョンモク氏が、前社長の森川を超える規模なのも象徴的かもしれない。

開示されたトップ49人のランキングを眺めると、その75%にあたる37人が韓国側の経営陣や社員であるという事実がはっきりと読み取れる。韓国ネイバーの子会社であるという資本関係を考えれば当然とも言えるが、それでもLINEという会社を象徴している重要人物リストになっていると言える。

2014年夏から噂され、2016年7月にようやく実現するLINEの株式公開は、この会社の「韓流経営」そのものを映し出すクライマックスになるはずだ。

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