Google AdSenseと並んで、知名度の高いアフィリエイトと言えばAmazonアフィリエイトですね。Amazonアフィリエイトは、2chまとめ全盛期の2000年代前半から使われていたサービスです。
クリックされた商品以外でも、クッキーが残っていれば報酬になる…という点が魅力的で、なおかつAmazonは利用者も多いためCV率が高く、初心者向けのアフィリエイトサービスとして人気でした。
しかし、1商品につきアフィリエイト報酬は1000円が上限。さらに紹介料率の低下により、アフィリエイト広告としての魅力は少し下がってしまいました。
それでも、プライム会員の勧誘やKindle、食料品の紹介料率が高いこと。
ヨドバシ・ドット・コムなどライバルはいるものの、まだまだAmazonが強いことから、根強い人気を誇っています。
Amazonアフィリエイトで稼ぐには、コツがあります。
普通のブログに、何となく商品を貼るだけでは稼げません。
やはり王道としては、実際に使ってみた商品をレビューをすることですね。
特にPC、スマートフォンなどのガジェット系は、実際に使っている人のレビューを見てから買う人が多いので、検索需要も多く、単価が高いので報酬率は高いです。
しかし、レビューをするためには高額な商品を先に買わないといけません。
おまけにガジェット系は単価が高いといっても、紹介料率が3%前後なので、1000円未満です。
自分で使うものでなければ、ちょっと割に合わないですね。
そこで、あえて商品を買わずに紹介する手法を取りましょう。
「商品を買ってもいないのに、紹介出来るの?」
はい、出来ます。
むしろ、それが出来ないようでは、アフィリエイトで稼ぐことは出来ません。
今回は、Amazonアフィリエイトで稼ぐコツ、もとい商品を買わずにユーザーに購入させるコツを紹介します。
ミックスナッツを例に考えてみましょう
今回、広告する商品はミックスナッツにします。
食料品なので紹介料が8%。
3000円なので、8%だと1個売れる毎に240円の報酬があります。
これだけ見るとしょぼいですが、Amazonの利点は「ついで買い」が狙えること。
ミックスナッツとビールやらミネラルウォーターやらを買ってもらえれば、単価1000円くらいまでは伸ばせます。
さて、ミックスナッツを紹介するにあたって、どんな記事を書いたらいいのでしょうか?
「美味しいミックスナッツのご紹介!」
「私がオススメするミックスナッツ」
「ミックスナッツを買うならAmazonが安い」
どれも悪くは無いのですが、ミックスナッツに集中するあまり、ターゲットとなるユーザーを絞れていません。
ミックスナッツをアフィリエイトする実例
私なら、下記のような切り口で記事を書きます。
1:「ミックスナッツで便秘予防!食物繊維が多く含まれるナッツの栄養と健康効果とは?」
2:「仕事や勉強に役立つ集中力を高める4つの方法。集中力アップに役立つ食べ物って知ってる?」
3:「太らないおやつならナッツが一番。低カロリーで腹持ちもいいのでおすすめです」
これらの記事は『ミックスナッツを食べることによって得られるメリット』や『ナッツの栄養や効果』を前面に押し出して、なおかつユーザーを絞っているところがポイントです。
次項で詳しく解説していきます。
サンプル記事から学ぶターゲット層の選定法
1つ目は便秘予防、健康に良いという観点で書いているので、ユーザーは健康意識の高い30代~50代のユーザーです。
便秘・健康といったキーワードは、永続的なテーマであり需要が尽きないキーワードです。なおかつ、購買力の高い30代以上のユーザーがターゲットなので、少々お高いミックスナッツでも買ってくれる可能性が高いのがポイントです。
2つ目は、受験生や勉強をしている社会人向けの記事になります。
あえてタイトルにミックスナッツは入れてません。
集中力を高める方法を3つほど書いて、最後にミックスナッツを紹介します。
なぜ集中力を高めるのにミックスナッツがいいの? という点に関しては、心理学で有名なDaigoの『超集中力』という本を読めば分かります。
というか、集中力アップ=ミックスナッツのネタを思いついたのは、Daigoの本を読んだことがきっかけです。
ナッツの栄養面をネットなり本で調べて詳しく記述し、あわせて集中力アップや受験・勉強にオススメなところをセールスすれば、ユーザーが購入する動機を強く印象づけることが出来ます。
ついでに、Daigoの本を紹介しておけば、信ぴょう性アップ+Kindle本の購買も狙えるので、一石二鳥です。紹介出来るものは、何でも紹介しておきましょう。
3つ目は言うまでもなく、ダイエットをしている人向けの記事です。
ダイエット系は競合が激しいので、ちょっと検索上位を狙うのは難しいかもしれませんが、うまくいけばミックスナッツのみならずダイエット用食品などの高単価な商品の購買につながります。
アフィリエイト記事を書く時は『絡み手』を使ってみよう
いかがでしょうか?
ミックスナッツを単体で広告するよりも、このように『絡み手』を使って書いたほうが、よりユーザーに対する説得力が増します。
ユーザーを絞り、役立つ情報(商品を使うことによるメリット)をそえて、最後に自分が売りたい商品を紹介する。
この手法なら、実際に商品を購入していなくても、売れる記事が書けるのです。
ちなみに、それぞれの記事で狙っているキーワードは下記の通り。
1つ目の記事
「便秘予防」「ナッツ 便秘」「ナッツ 栄養」
「食物繊維 ナッツ」「ナッツ 健康」
2つ目の記事
「集中力アップ」「勉強 集中力アップ」
「仕事 集中力アップ」
3つ目の記事
「太らないおやつ」「低カロリー おやつ」
「ダイエット ナッツ」
常に対象ユーザーと検索キーワードを意識して記事を書こう
いかがでしたか?
今回は、Amazonアフィリエイトのコツ、ならびにミックスナッツを例とした記事の書き方について紹介しました。
Amazonアフィリエイトは、単価は低いですが、やはり「ついで買い」が強いアフィリエイトです。コンバーション率も高く、上手に組み合わせれば月1万~2万程度であればすぐに達成出来ます。
今回、紹介した記事のライティング方法は、通常のアフィリエイト商品でも使えるので、まずは簡単でコンバーション率が高いAmazonアフィリエイトで実践してみて、コツを掴んでいきましょう。
売りたい商品に集中するのではなく、その商品を買うことでユーザーが得られるメリットに着目して、記事を書いてみましょう。
こうして結論を書くと、つくづくアフィリエイトというのは、売れる営業マンと類似点がたくさんありますね。
本業が営業の方も、アフィリエイトをやれば「自社の商品を売るための切り口」が見えてくるのではないでしょうか?
私も営業の本を読んで勉強したいと思います。
では、また次回の記事でお会いしましょう。
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