蹴球探訪
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【ゴルフ】川岸良兼の娘・史果が合格2016年7月30日 紙面から
◇LPGA最終プロテスト<最終日>▽29日、山口県周南市・周南CC(6599ヤード、パー72)▽晴れ、32・1度、南2・7メートル▽81選手 前日まで合格圏外の37位にいた川岸史果(21)が9バーディー、2ボギーの65をマーク。通算3アンダーとして7位合格を果たした。怪物・川岸良兼の次女。そのDNAが生み出す爆発力を証明した。2014年日本女子オープンローアマの永井花奈(19)が通算9アンダーでトップ通過し、次週のmeijiカップ以降今季レギュラーツアー14試合の出場権を手にした。イーブンパー18位タイまでの21人が合格、30日の入会式を経て正式に女子プロゴルフ協会(LPGA)会員となる。 やっぱり怪物の娘だ。川岸は最終18番をボギーにしたのに、母でプロゴルファーの麻子(49、旧姓喜多)にガッツポーズを見せて上がってきた。それもそのはず。9バーディー、2ボギーの65。合格圏から4打遅れた通算4オーバーの第1組でスタートしたにもかかわらず、ゆうゆう合格の通算3アンダーで戻ってきたのだから。 「65は自己ベストタイです。今日はちょっと自分でも『持ってるな〜』と思いました」。練習ラウンドから痛めていた右足首にはかなりの痛みが出ていたが、「眠くなりやすい鎮痛剤と聞いたので、薬も飲まずに。痛かったけれど、必死でしたから」と踏ん張った。 1番で第2打を2メートルにつけるバーディー発進から前半は32。後半は15番から3連続を含む5バーディーに2ボギー。受験4度目にしての覚醒だ。「とっても苦しかった…。特に去年はコースに行きたくないぐらいショットが悪くなって。メンタル面でやられちゃって」と話すと涙がこぼれた。 第2ラウンドでは人生初のホールインワン、最終日は驚異の猛チャージで逆転合格。ツアーでは何をやらかしてくれるか、今から楽しみだ。 (月橋文美) PR情報
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