一般的に世間では老後に必要な貯蓄額として3000万円程必要だと言われています。3000万円か、今の自分に取っては気が遠くなる金額です。
普通に働いている人にとっても、中々この金額を貯めるのは厳しいのではないのでしょうか?
ですが老後にいくら貯蓄が無ければ生活を送れないと躍起になって貯蓄していても、それ以前のことを忘れているのではないかと思います。
老人になるまで果たして自分が生きているのかどうか?を。
いつ不幸が訪れるか分からない
テレビのニュースで貯蓄が無い為に下流老人になってしまった、ニュースサイトを見ていると老後の生活を送るのには最低いくら貯蓄がないといけない、とそういった内容を見ると、不安に駆られて貯蓄に励んでしまうのが人間です。
そりゃそうですよね、誰だって老人になってまで働いていたくないですから。
老後に備えて貯蓄しておくのは何も悪いことではありません。むしろそれが堅実な生き方でしょう。現実問題お金が無ければ困ることはあっても、お金があれば困ることはありません。
ですが、皆さん自分が果たして老後と言われる年代まで自分が無事に生きていると想像できますか?なるべく、いや、誰しも死にたくはないですが、十分に気を付けていても誰の身にでも回避できない不幸が訪れる可能性はあります。
老後のことなんて気にしない
もちろん老後の為に備えておくことは大事だとは思いますが、老後のことを気にし過ぎて不安な気持ちを抱えるのは精神衛生上良くないとは思うのです。
老後に備えてお金を貯めることに躍起になってしまい、少ない給料から貯蓄していくと当然のことですが残った金額が更に少なくなり、日常生活にも支障が出ます。
奥さんが家計を管理して小遣い制を貰う形の方なんて、特に使える金額が減ってしまうでしょうし、買いたい物も貯蓄をしている為、自制しなくてはいけない。
余計にストレスが溜まる原因です。
以上のことからストレスが溜まるくらいだったら、老後のことなんてその時になってから考えればいいのではないかと私は思うのです。
こんなことを言ったらお前はバカか?バカなの?バカなんでしょ?と言われるかもしれませんが、そんなことを言う人にこそ私は言ってあげたいのです。
自分が老後まで無事とあなたは必ず言い切れるんですか?と。
最後に
老後にいくら必要など、少子高齢化社会の為そういった情報が多く目にすることが多くなってしまい、不安な気持ちを抱いてしまうのは人間なので仕方がないことです。
不安な気持ちを抱いてしまうのはしょうがないことですが、必ず自分が老後と言われる時まで生きているか?そんなことは誰にも、自分にすら分からないので、老後に備えていくらなければいけないなんて気にしない方が、精神を楽に保ち生きて行けるのではないかと思いました。