こんにちは。
ライフコーチの松江よしひこです。
今日は横須賀の海辺で2時間ほど自分の体を天日干し。
地元の人が黒鯛を釣り上げている横で、ひとり海パン姿の私。
4月にハワイで焼いた以来なので、多少ヒリヒリ。
けど、男が夏に白いのはやっぱかっこ悪い。
日焼けした女性も魅力的だと思う。
さて今回は、「自分探しを一瞬で終わらせる方法」について書きます。
私が学生だった頃は、周りは旅好きの人間ばかりだったと記憶しています。
春休みと夏休みは海外に行くのが当たり前。
休み明けの新学期は旅の報告で始まるのが恒例でした。
いまみたいに誰もがパソコンを所有している時代ではなかったので、旅の情報はもっぱら雑誌や書籍。
毎月、『ABロード』という海外旅行専門の雑誌で、格安航空券の価格をチェックしていたのが懐かしく思えます。
そんな私も、いまでは海外に行く回数はかなり減りました。
けれども、年齢に関係なく旅はすべきと思います。
海外に行けば、日本の常識はまず通じません。
自分の肩書きも関係ありません。
自分は「何が」できる人間なのかを、その国の言葉で語れないかぎり一目置かれることはないのです。
だから、旅は思考の抽象度を上げるにはすごくいい練習になります。
自分探しという言葉があります。
この言葉に否定的な人もいます。
私は決して否定しません。
自分が若いときに旅ばかりしていたからではありません。
もし、あなたが自分探しの最中なら、とことん続けてみるべきです。
それは年齢に関係になく、納得するまでやるべきです。
ただし、一つだけ覚えておいてほしいことがあります。
それは、
人は死ぬまで「承認欲求」が消えない、
ということです。
人間は生きる意味を常に求める生き物です。
生きる意味を失うと、生きていけなくなる生き物でもあります。
人間の脳は、狩猟生活から、農耕主体の生活スタイルに変わってから急速に発達したと言われています。
動物や木の実なら、お腹が空いたら取りに行けば済むことです。
しかし、麦や稲は植えてからすぐには収穫できません。
そこで初めて「スパン(期間)」という概念が出てきます。
人間のライフスパンは一度だけです。
だから、自分探しのまま一生を終えるのはもったいない。
これが普通の考え方だと思います。
けれども、本当の自分を見つけられないまま、自分探しを終えてしまう人が多いのも事実です。
では、自分探しを成功させる方法はあるのでしょうか?
私はあると思っています。
本当の自分を見つけるための方法。
それは、
人の役に立つことです。
どんなに困っている人でも、
どん底に突き落とされた人でも、
お金が全くない人でも、
自分に自信が持てない人でも、
勘違いしている人でも、
生きる喜びを感じる瞬間は同じ。
その瞬間とは、
人のために何かを「全力で」やっているときなんです。
人は死ぬまで承認欲求が消えない、と書きました。
いま振り返れば、若いときに(いや、つい最近までかな)自分が求めていたものがハッキリとわかります。
それは、自分を肯定してくれる人です。
だから、これから自分探しを始めようと思っている人。
もしくは、自分探しの途中にいる人に一言だけ言わせてください。
自分探しが、自分を認めてくれる人探しになっていませんか?
自分を本当に認めてくれるのは、家族や親くらいです。
家族や親は根拠なく無条件にあなたを認めてくれます。
もし、自分を認めてもらいたかったら何をすればいいのか?
それは、他人に無償で尽くすことです。
Give & Give です。
得するのは相手だけでいいんです。
自分も誰かに一方的に与えられているはずだからです。
おわりに。
いまの自分がいちばんしたいこと。
それは長い旅に出ること。
自分探しにケリをつけた今だからこそ味わえる旅の醍醐味があります。
知らない地域で、自分の国籍や名前すらも名乗らず、ただひたすら労働したい衝動に駆られる時がよくあります。
実際、いまの自分はコーチングを広める旅をしているのかもしれません。
以前の私は、思いっきり物理空間に縛られていました。
けれども、「情報空間」という概念を知ってから思考の範囲が頭の後ろ側まで広がったような感じです。
さらに、いまではクライアントが抱く理想の未来まで旅することができます。
ぜひ、あなたも思考する空間を思いっきり広げてみてください。
必ず、心理的盲点に隠されていた「あなたの真実」に出会えるはずです。
夏休みに、ココロの旅をしてみるのもおすすめします。
それではまた。
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