伊方原発3号機 来月11日にも再稼働の方向
検査中のトラブルで再稼働が遅れている、愛媛県にある伊方原子力発電所3号機について、四国電力は、早ければ来月11日にも再稼働させる方向で、関係機関と調整を進めています。
伊方原発3号機は、ことし4月から再稼働に向けた国の検査を受けていて、四国電力は当初、今月下旬に再稼働させる計画を示していました。しかし、最終段階の準備が進められていた今月17日、原子炉の冷却水を循環させるポンプで洗浄用の水が漏れ出すトラブルがあり、再稼働は当初の計画から遅れています。
関係者によりますと、トラブルがあったポンプはその後、部品の交換などが行われ、週明けには最終的な点検まで行えるめどが立ったということで、四国電力は、その後の国の検査などが順調に進んだ場合、早ければ来月11日にも3号機の原子炉を起動して再稼働させる方向で、関係機関と調整を進めているということです。
伊方原発3号機が再稼働すると、新しい規制基準の下では、九州電力の川内原発と関西電力の高浜原発に次いで3か所目となりますが、高浜原発は裁判所から運転停止を命じる仮処分の決定を受けて、現在は停止しています。
関係者によりますと、トラブルがあったポンプはその後、部品の交換などが行われ、週明けには最終的な点検まで行えるめどが立ったということで、四国電力は、その後の国の検査などが順調に進んだ場合、早ければ来月11日にも3号機の原子炉を起動して再稼働させる方向で、関係機関と調整を進めているということです。
伊方原発3号機が再稼働すると、新しい規制基準の下では、九州電力の川内原発と関西電力の高浜原発に次いで3か所目となりますが、高浜原発は裁判所から運転停止を命じる仮処分の決定を受けて、現在は停止しています。