お笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史(46)が、28日深夜のニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(金曜前1・0)に出演。昨年1月に芸能活動を再開したお笑いコンビ、極楽とんぼの山本圭壱(48)が、10年ぶりに地上波復帰する30日放送のフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」の特番の収録を振り返り、「怒号飛び交うロケ」だったことを明かした。
「みなさん小耳にはさんでるかもわかりませんけども」と切り出した岡村は、山本の出演について言及。「10年ぐらい山本さんも出てないし、めちゃイケの宿題というか。これを一回全部クリアにしてしまわんと、次行かれへんということで、とりあえず今回やりましたけど」と語った。
また、山本の出演はすでに報じられているが、もともとは「極秘にしといて、『実はこんなロケやりましたよ』っていう感じでギリギリで発表できたらいいな」という思惑があったといい、「厳戒態勢」の中のロケだったことを告白。
ロケバスが見つからないように「仕出し弁当」仕様に塗装したものを使用。メンバーで宮崎でのロケに向かう際にも宮崎空港を使わず、鹿児島空港から現地入りするなど、バレないために様々な工夫をしたことを明かした。しかし、その甲斐むなしくロケ2日後に「山本復帰」が報じられてしまい、「ものの見事に即バレ」と自虐。報道後すぐ犯人捜しが始まったといい、その過程で「絶対吉本やろ」という話になったことを明かし、笑いを誘った。
山本が参加した収録について「オンエアどうなってるかわかりませんけど、現場では怒号飛び交うロケでしたからね。『ウォー!』みたいな感じ。最後は面白おかしく出来てるはずなんですけど、久しぶりに熱い、みんないろんな感情が…。めちゃイケメンバーもそう、加藤さんもそう、いろんな感情がぶつかり合って、現場で『オラー』みたいになって」と吐露。
さらに、「いろんな感情が入り乱れて、泣く人もいますし、怒る人もいますし、最後ケンカにもなりますし、そんなロケでした」と明かし、「まあ観てもらうしかない。その後世間がどんな反応するのかわかりませんけども、ものすごい疲れた今回のスペシャルでしたけどね」と振り返った。
また、今回の山本の復帰について「10年ぶりに『極楽とんぼ』を見ましたけど、今の若い子はあんまりわかってないですからね。『極楽とんぼ』時代のことを。この人らを今の若い人たちはどう受け止めて、世間の人たちがどう思うのか、わからないですけど、まあいっぺん観てくださいよ。ほんで、どうかお茶の間の皆さんで判断してみてください」と語った。