施設の職員が男と鉢合わせ 殴られ鍵奪われる
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今月26日の未明、相模原市の知的障害者施設で入所者が刃物で刺され、19人が死亡、26人が重軽傷を負った事件で、当時、施設内にいた職員が「待機場所で物音に気付き、近づいたら男と鉢合わせになり殴られた」と、県などに説明していることが関係者への取材で分かりました。その際、職員は、施設内を移動するために必要な鍵を奪われたということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。
この事件で、警察は29日も相模原市緑区の知的障害者施設、津久井やまゆり園を現場検証するとともに、逮捕した施設の元職員、植松聖容疑者(26)を殺人などの疑いで調べています。
事件当時、施設には夜勤の職員が8人いて、県や施設側が当時の状況を職員から聞き取ったところ、このうちの1人が「待機場所にいたところ、物音に気付き、近づいたら男と鉢合わせになり殴られた」と説明していることが、関係者への取材で分かりました。この職員は殴られたあと、鍵を奪われたと話しているということです。
この施設では、入所者は東棟と西棟にある「ユニット」と呼ばれる8つのエリアに分かれて生活し、それぞれのエリアは、ドアで仕切られたうえ施錠されていますが、すべて、職員が携帯する共通の鍵で開く仕組みになっていたということです。
植松容疑者は、少なくとも5つの「ユニット」を移動しながら、次々に入所者を襲ったとみられています。植松容疑者は、ことし2月までこの施設で働いていて、職員が鍵を携帯していることを知っていた可能性もあり、警察は当時の状況を詳しく調べています。
事件当時、施設には夜勤の職員が8人いて、県や施設側が当時の状況を職員から聞き取ったところ、このうちの1人が「待機場所にいたところ、物音に気付き、近づいたら男と鉢合わせになり殴られた」と説明していることが、関係者への取材で分かりました。この職員は殴られたあと、鍵を奪われたと話しているということです。
この施設では、入所者は東棟と西棟にある「ユニット」と呼ばれる8つのエリアに分かれて生活し、それぞれのエリアは、ドアで仕切られたうえ施錠されていますが、すべて、職員が携帯する共通の鍵で開く仕組みになっていたということです。
植松容疑者は、少なくとも5つの「ユニット」を移動しながら、次々に入所者を襲ったとみられています。植松容疑者は、ことし2月までこの施設で働いていて、職員が鍵を携帯していることを知っていた可能性もあり、警察は当時の状況を詳しく調べています。