EU委員長 離脱交渉でイギリス側に配慮か
EU=ヨーロッパ連合のユンケル委員長は、イギリスのEU離脱に向けた交渉開始の時期について、「イギリス側は数か月を必要としている」と述べ、交渉入りには一定の時間が必要だとするイギリス側の主張に、初めて配慮する姿勢を示しました。
EUのユンケル委員長は25日、フランスの公共放送のニュース番組に出演し、焦点となっているイギリスのEUからの離脱交渉の時期について、早期の開始に期待を示しつつも、「イギリスが通知しなければ交渉は始まらず、こちらで期限を設定することはできない。イギリスはまだ数か月を必要としている」と述べました。
イギリスのメイ首相は離脱交渉の開始には一定の時間が必要だと主張してきたことから、ユンケル委員長の発言は、迅速な交渉の開始を求めていたこれまでの姿勢をやや緩め、初めてイギリス側に一定の配慮を示したものと、受け止められています。ただ、イギリスが離脱後にEUからの移民が国内に流入するのを制限しながら単一市場への参入を求めていることについて、「単一市場に参入するには、EUの原則を例外なく順守しなければならない」と述べ、移民の受け入れを巡り、イギリスへの特別な配慮は認められないという考えを改めて強調しました。
イギリスのメイ首相は離脱交渉の開始には一定の時間が必要だと主張してきたことから、ユンケル委員長の発言は、迅速な交渉の開始を求めていたこれまでの姿勢をやや緩め、初めてイギリス側に一定の配慮を示したものと、受け止められています。ただ、イギリスが離脱後にEUからの移民が国内に流入するのを制限しながら単一市場への参入を求めていることについて、「単一市場に参入するには、EUの原則を例外なく順守しなければならない」と述べ、移民の受け入れを巡り、イギリスへの特別な配慮は認められないという考えを改めて強調しました。