中国外相 ASEANから支持得られたと強調

中国外相 ASEANから支持得られたと強調
k10010608311_201607251956_201607251957.mp4
中国の王毅外相は、ASEAN各国の外相との会議に出席したあと記者会見し、南シナ海問題は中国とASEAN全体の問題にすべきではないという、中国の立場に支持が得られたと強調しました。
中国の王毅外相は25日、ASEAN各国の外相との会議に出席したあと、およそ1時間にわたって記者会見しました。
この中で王外相は「中国とASEANの外相会議は1時間半にわたったものの、南シナ海問題について意見を交わしたのは全体の20%ほどの時間で、仲裁裁判に言及したのは1か国だけだった」と述べました。そのうえで、「ASEAN側は仲裁裁判の判断については特定の立場に立たないと表明した。中国とASEAN各国は、この問題は過去のもので、事態を落ち着かせるべきだと考えている」と主張し、南シナ海問題を中国とASEAN全体の問題にすべきではないという、中国の立場に支持が得られたと強調しました。
一方、王外相は、ASEANとの間で話し合いが続いていた南シナ海における法的拘束力を持つルール、行動規範の策定に関しては、議論を急ぐとはしたものの、南シナ海の領有権を巡る争いは、あくまでも当事国どうしの話し合いで解決すべきだとして、これまでの中国の主張を繰り返しました。