トルコ 野党が大規模集会 政府へ反発の声上がらず

トルコ 野党が大規模集会 政府へ反発の声上がらず
トルコで、クーデター未遂のあと初めて野党支持者による大規模な集会が開かれましたが、政府の強権的な取締りに反発する声は上がらず、政権批判を自粛する空気が広がっていることをうかがわせました。
トルコ政府は、今月15日に起きたクーデター未遂のあと、イスラム組織「ギュレン教団」が企てたとして1万人を超える関係者を拘束して調べを進めているほか、非常事態宣言を出して取締りを強化しています。
こうしたなか、24日にはクーデター未遂のあと初めて、最大都市のイスタンブールの中心部にあるタクシム広場で、野党による大規模な集会が認められました。しかし、集まった参加者はクーデターの企てを非難し民主主義を支持するとアピールするにとどまり、政府の強権的な取締りに反発する声は上がらず、政権批判を自粛する空気が広がっていることをうかがわせました。
また政府は、与党の支持者にも同じ集会に参加するよう呼びかけ、与野党が連携する姿勢を示すことで国内の結束をアピールするねらいがあるものとみられます。
野党支持者の女性は「私たち全員が民主主義のために集まりました。支持政党に関係なく国民が一体になることが、今は求められています」と話していました。