南シナ海問題で岸田外相“ 法の支配による平和的解決を”

南シナ海問題で岸田外相“ 法の支配による平和的解決を”
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岸田外務大臣は25日、訪問先のラオスでアメリカとオーストラリアとの3か国の外相による戦略対話に臨み、南シナ海を巡る問題は法の支配による平和的解決が重要だとして、中国に対し仲裁裁判の判断に従うよう促していく方針を確認したいとしています。
ASEAN=東南アジア諸国連合の一連の外相会議に出席するためラオスを訪れている岸田外務大臣は、25日、アメリカのケリー国務長官とオーストラリアのビショップ外相との戦略対話に臨むことにしています。
この中で岸田大臣は、南シナ海を巡る国際的な仲裁裁判で中国の主張は国際法に違反するという判断が示されたことを受けて、法の支配による平和的解決が重要だという認識を共有し、3か国が連携して、中国に対し判断に従うよう促していく方針を確認したいとしています。
日本としては、今回の対話や一連の外相会議などを通じ、関係各国の連携強化を図り、判断を受け入れないとする中国に対して、国際法の順守と航行の自由の確保を求める声を高めていきたい考えです。
また、岸田大臣は中国の王毅外相との会談も調整していて、「紛争を平和的に解決すべきだ」という日本の立場を直接伝える一方で、対話を重ねていく重要性も訴えたいとしています。