ロシア条件付き出場 なぜこの判断に?(動画解説)
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IOCは24日、緊急理事会を開き、ロシア選手団について、厳しい条件付きでリオデジャネイロオリンピック出場を認めることを決めました。なぜ、このような判断になったのか、取材にあたっている佐藤記者に聞きました。
Q:「条件付き」でロシアの出場を認める、というIOCの判断ですが、なぜこのような判断になったのでしょうか。
A:「個人の権利」と「連帯責任」のバランスを取ったと思います。IOCのバッハ会長は、緊急の理事会のあと電話会見に臨み、「とても難しい決定だったが、国全体の責任と個人の権利との間の判断でバランスを重視した」と話しました。そのうえで「組織的ドーピングには責任が伴うが、その一方で潔白な選手はオリンピックに出場するチャンスがあるべきだ」と話しました。
オリンピック開幕まで2週間をきり、とにかく判断を急がなければなりませんでした。WADAの報告書がまとまり、国際的な批判も高まるなか、ロシアは選手団を編成するなど強硬な姿勢を変えていませんでした。一部の競技の選手は25日から現地で合宿を予定していて、問題の決着がつかないままであれば、ロシアの選手たちが続々と現地に入り調整を進めることになります。また、大会に向けた準備が進み、オリンピックムードも高まっていくなか、判断を下すタイミングとしてはまさに、ギリギリだったと思います。
Q:選手団すべての出場を認めないという見方も当初はありましたが、なぜ条件付きで認めたのでしょうか。
A:ロシアはスポーツ大国です。前回のロンドン大会の金メダルは参加した国や地域のなかで、4番目に多い24個でした。ロシアが参加しないことで全体の競技レベルは下がることになるので、「大会の魅力」も下がります。また、大国ロシアの不在による「商業的なダメージ」を指摘する関係者もいました。
そしてなんといっても、オリンピック史上初めてドーピングを理由に選手団の出場が認められない、しかも、その大国ロシアで、ということになれば、「負のイメージ」は大変なものになります。オリンピックにあるトップクラスの技や力を競い合うスポーツの祭典という側面と、フェアプレー精神の側面という間で、IOCは苦渋の決断をしたということだと思います
A:「個人の権利」と「連帯責任」のバランスを取ったと思います。IOCのバッハ会長は、緊急の理事会のあと電話会見に臨み、「とても難しい決定だったが、国全体の責任と個人の権利との間の判断でバランスを重視した」と話しました。そのうえで「組織的ドーピングには責任が伴うが、その一方で潔白な選手はオリンピックに出場するチャンスがあるべきだ」と話しました。
オリンピック開幕まで2週間をきり、とにかく判断を急がなければなりませんでした。WADAの報告書がまとまり、国際的な批判も高まるなか、ロシアは選手団を編成するなど強硬な姿勢を変えていませんでした。一部の競技の選手は25日から現地で合宿を予定していて、問題の決着がつかないままであれば、ロシアの選手たちが続々と現地に入り調整を進めることになります。また、大会に向けた準備が進み、オリンピックムードも高まっていくなか、判断を下すタイミングとしてはまさに、ギリギリだったと思います。
Q:選手団すべての出場を認めないという見方も当初はありましたが、なぜ条件付きで認めたのでしょうか。
A:ロシアはスポーツ大国です。前回のロンドン大会の金メダルは参加した国や地域のなかで、4番目に多い24個でした。ロシアが参加しないことで全体の競技レベルは下がることになるので、「大会の魅力」も下がります。また、大国ロシアの不在による「商業的なダメージ」を指摘する関係者もいました。
そしてなんといっても、オリンピック史上初めてドーピングを理由に選手団の出場が認められない、しかも、その大国ロシアで、ということになれば、「負のイメージ」は大変なものになります。オリンピックにあるトップクラスの技や力を競い合うスポーツの祭典という側面と、フェアプレー精神の側面という間で、IOCは苦渋の決断をしたということだと思います