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第2話 再会
「よう、早かったじゃないか」
待ち構えていたレイラはカイルたちの姿を見つけると片手をあげ、気軽に挨拶した。
それは故郷リマーゼでよく見た、見る者に好感と頼もしさを覚えさせるいつもの、本当にいつもの笑顔だった。
「……わざわざ出迎えてくれるなんて、珍しく殊勝じゃねえか」
それに対し挑発するかのような憎まれ口をたたくのはセランで、レイラに向けるその声に篭められた敵意はとても義母にむけるものではない。
「…………」
カイルも同じように最大限に警戒した視線を剣の師匠であるレイラだけでなく周囲にも向けている。
見る者が見れば今にも戦いが始まるのではないという緊張が伝わり、まさに一触即発という雰囲気だ。
「そりゃこっちで呼びつけたんだ、迎えてやるぐらいはしてやらないとな」
だがレイラはそんな義息と弟子の態度を平然と受け流すように余裕ある様子を崩さない。
そんなレイラに対し、カイルは事前に懸念していた通りのやりにくさを感じていた。
(やっぱり面と向かうと……こういう展開になっちまうか)
純粋な強さ弱さなどではなく、幼い頃から上下関係が完全に決まっている間柄なのだ、骨の髄まで染み付いた関係は早々振り払えるものではない。
何よりレイラはこちらのことを知り尽くしている、そこが厄介だ。
そしてそれはセランも同じようで、レイラに向けていた視線が早くも揺らぎ始めているのが見て取れた。
「あ、あのレイラさん……」
だがここで恐る恐るといった具合にリーゼが話しかける。
するとそれまでは近所の悪ガキ二人を相手取っていたかのような態度のレイラだったが、不安げなリーゼに対しては罪悪感を滲ませたような困った顔になる。
「あー……そんな深刻そうな顔しないで」
彼女にしては珍しく、決まりが悪そうに後頭部を掻きながらレイラは言う。
レイラもカイル達とは違ってリーゼに対しては甘い、というか弱い。
カイル達母子同様料理、というか家事全般に向いていないレイラもリーゼに食事を依存している割合が大きく、人間胃袋を掴まれている相手には頭が上がらなくなるものだ。
「いや、そこはもっと強気に言ってくれ! 日頃言えないこともあるだろうから、いい機会だぞ!」
「そうだ、この駄目母に普段からの不満もぶちまけてくれ!」
ここで自分たちでは分が悪いと悟ったカイルとセランがリーゼを煽る。
「お、お前らここぞとばかりに……まったく、リーゼちゃんにこんな不安げな顔させるなんて情けないな。もっと頼りがいというものを持て」
そしてレイラも攻撃される部分に自覚はあるため、こちらも責任転嫁するようにカイルに責める目を向けるレイラ。
「ああ、そこらへんはもうあきらめてるから。カイルの負の個性と思って受け入れてる」
「何か普通に怒られるより心にくるな……」
達観したかのような物言いのリーゼにカイルは流石に傷ついた顔になる。
先程までの緊張感は一瞬で失われ、故郷でのよくある一幕になりつつあることにカイルは、そしてセランもリーゼもどこか安堵していた。
事前に懸念していたレイラと徹底的な対立、そうはならないだろうと予想はしていたがやはりほっとしたのだ。
「ごほん……とにかくだ、何度も言ってるけど、あたしはお前たちに含むところは一切ないし、敵対するつもりはない」
このまま話が脱線しぐだぐだを続けるのは流石にまずいと、わざとらしい咳払いをして気を取り直したレイラは、あくまで立場の違いだと改めて主張する。
「ただこっちにも事情があってね、そしてそれを説明するため……いや、解ってもらうためにここに呼び出したんだ」
「それは解った……じゃあその事情とやらを説明してもらいたい。その為に来たんだ」
言い聞かせるかのような物言いのレイラに、気を引き締める意味でカイルもまた居住まいを正し正面から見据える。
「勿論だ、と言いたいところだが、まだちょっと都合が悪くてね。そうだな……あと二三日待ってほしい。宿は用意してあるから、観光でもしててくれ」
レイラが顎に手をやりながら思案気な顔になる。
「なんだそりゃ、人を呼びつけといて段取り悪いな」
「……あ?」
セランが反射的に悪態をつくが、レイラの片眉の角度が軽く上がる。
これは親しい者にはわかるのだが、レイラの機嫌が悪くなったサインで、それがよくわかるカイル達三人が反射的に身を固くする。
「……だから言っただろ、早かったって。元々お前達が来るのはセライアの出産が終わってからだと思っていて、それで予定を立てていたんだろうが……それなのにこんなに早く来やがって」
責めるような、いや間違いなくカイルを責める言い方で、睨みつける。
おそらくあと十日もしないうちに、早ければ今日明日にでもカイルの母親であるセライアに子供が、つまりカイルにとって妹が生まれるのだ。
それを知っていながらセライアの側から離れこの聖王国に来た、レイラはこれが気に入らなかったのだ。
「セライアの大事だってのに、こっちのほうを優先させるとは何を考えてるんだ」
元々難産になりそうだということで、それに備え無理をして神聖魔法の使い手の多い帝都ルオスまで来たくらいだ。
古くからの友人であるレイラも心配なのだろう。
「いや……呼び出したのはそっちで……」
だがカイルからしてみれば理不尽な話と言える。確かに母親のことは気にはなるが、そもそも聖王国に来いと言ったのはレイラなのだから。
しかしここでカイルは思い出す、そういえばレイラは昔から言葉が足りなかったことを。
これぐらい言わなくても解るだろと勝手に判断して、それを前提に行動するため、それで起こったトラブルも一つや二つではない。
今回もレイラの中ではカイルが来るのは生まれたあとでとなっていたのだろう。
「普通は母親の方を優先するだろうが!」
カイルは殺気すら篭った怒声に首をすくめ、このまま機嫌を損ねるのはまずいと、何とかなだめようと反論しようとしたところで背後から不意打ちを受ける。
「あ、それは私も思ってた。ちょっとくらい待ってもよかったのに……」
ここでレイラに同意し抗議の声を出すのはリーゼで、カイルは裏切られた気持ちになった。
家族同然であるセライアの出産となれば、リーゼとしては是非とも立ち合いたかったのだが、事情は分かっていたので聖王国にくることに反対はしなかった。しかし不満はあったのだ。
「いや、俺が居たって意味ないだろ? 側にいて安産になるわけじゃあるまいし……」
無神経な、気遣いゼロの言い分に今度はリーゼが憤慨する。
「こういう時は家族に側にいてくれるほうがいいに決まってるじゃない! そういうところに気を回さないからカイルは駄目なのよ!」
「そ、そういうのは普通親父の役目だろ?」
あまりの剣幕に久しぶりに泣きそうな気分になりながらも、カイルは普段その存在そのものを忘れがちの父親に責任を押し付ける。
さっきは受け入れてくれるって言ったのに……という声にならないカイルの呟きにかまわずリーゼの憤慨は止まらない。
「セライアもこんな薄情な息子を持って可哀想に……」
多分に芝居がかった動作ではあったが、怒りよりも嘆きを多分に含ませた深い溜息をつくレイラ。
それに同意するかのような視線をリーゼや黙って話を聞いていたウルザとシルドニアまでが、カイルに侮蔑の視線を投げかけはじめた。
「……じゃあ宿屋の方に行くよ」
四面楚歌を味わいつつあるカイルは逃げるように、というか実際に逃げるためにその場を離れようとした。
「北部地区にある『森の湖畔』という名の宿で、あたしの名前をだせばいい。ああそれと……」
レイラはここまで口出しをせず、黙ってカイルについて行こうとしているミナギの背に声をかける。
「……ソウガも今は所用で不在だ。ただやっぱり数日後には戻って来る。安心していいぞ」
「…………」
ミナギは一瞬だけ動きを止めるが、背を向けたままカイルについていく。
レイラもそれ以上は何も言わず肩をすくめ、後で連絡するとだけ言い残し立ち去った。
「いいのか?」
「ええ……」
カイルが声をかけるが、ミナギは言葉少なだ。
ミナギは元々口数が多い方ではないが、この聖王国に来るまでは特に物静かで、皆の後を影のようについてくるだけだった。
帝国でソウガに再会していらいずっとこの調子でどこか顔色も悪く、リーゼやカイルも気にしているのだ。
「大丈夫?」
リーゼも心配そうに言うがミナギは表情を固くするだけだ。
「……それよりもカイル、以前ここに来たことがあるの?」
誤魔化すかのような、ふと口をついたかのようなミナギの質問に、前を歩いていたカイルは足を止める。
「……なんでだ?」
怪訝そうな顔をして振り向いたカイルだったが、内心の動揺を全く出さなかったことを自分で褒めたい気分だった。
「妙に迷いのない足取りだったから、気になっただけ」
誰しも初めての地ならば歩みは周りを確認しながらになり、普段の歩き方とは差が出るものだ。
宿名を聞いただけで動き始め、足取りに迷いのないカイルを不思議に思ったのだろう。
「北部地区と言っていたからな、単に北に向かっただけだぞ」
かつてのこの地での苦い記憶が蘇るなか、淡々と自然な声で答え、うまく誤魔化せたとほっとするカイル。
ミナギが更に何か喋ろうとした時、遮るようなセランの声が聞こえる。
「しっかし、何でおふくろは態々ここに呼び出したんだ?」
「何か意味はあるだろう……色々予想はできるが何とも言えんな」
セランが首を捻ると、ウルザも思案気な顔になる。
会話を遮られた形だが、ミナギもにとってもそれほど意味のある話でもなくそれ以上の追求はなかった。
「カイル、お前心当たりはあるか?」
「解ってもらうとか言っていたからな……ここでなければいけない理由があるのは間違いないだろうが……やはりこの都市の特色である聖地や神々に関係していると思う」
説明だけならどこでもできるはずだというのに呼び出したということは、この聖王国でなければならない理由があるはずだ。
「他にここなにかで有名といえば……やっぱり『輝かしき』サキラ王女よね。わたしでさえ知ってるもの」
リーゼがこの聖王国の王女で、人族で三人しかいない特級魔法の使い手でありながら更に神々の力を借りる神聖魔法をも使えるという特異な王女のことを語る。
この聖地を治めている聖王家は、神話において大地母神カイリスから人族の中心となって皆を導くように命じられた【覚者】と呼ばれた指導者、その末裔だと言われている。
サキラ王女は現在の聖王の一人娘にあたり次代の聖王にあたる。
「どんなお姫様だろ? 会えないかな」
生まれも育ちも一般人であるリーゼだが、今までジルグス王国やガルガン帝国という世界全体でも頂点に位置する王女たちに会い距離感というものが麻痺しているのか、何でもないことのように言う。
「たしか人族史上最高の魔力を持っている……とかいう噂だったな。妾を差し置いてそのようなことを言うものがおるとは……面白い」
とシルドニアは不敵に笑い、リーゼとは違った意味で会ってみたいものだなと宣った。
「そもそも見るのも難しいようだがな。あのお姫様達と違ってサキラ王女は滅多に人前には出ず、姿を見る機会なんてまずないそうで、精々絵姿が出回ってるくらいだ」
露天の土産物の店に飾ってあるサキラ王女の絵姿をあちこちでみかける。その姿は穏やかに微笑む銀髪の女性だが、よく見ると店によって結構な差異があった。
それだけ人前には出てないということだが、それ故に神秘性が増し信仰、崇拝をされてもいるようで特にこの都市ではほとんど現人神のようになっている。
「ふーん、どの姿も美人ではあるな……」
どの絵姿でも共通しているのはどこか現実離れした、神々しささえ感じられる美しい姿ではあったがその絵姿を見ながら酷く顔をしかめるのはセランだった。
「どうした? いつものようにはしゃがないのか?」
美人と聞けばすぐに反応するセランなのだが、妙に大人しいのをウルザが訝しむ。
「いや、流石に今までの経緯からしてなあ……絶対に何かあるんじゃないかと疑っちまう……」
ジルグス国やガルガン帝国の名だたる美姫の噂や想像とかけ離れた当人達を見て、理想と現実というものを思い知ったのか苦い顔になるセラン。
「とは言えやはり見れるものなら見てみたいし、会えるなら会ってみたいがな」
「ま、そうそう会えるものでもないからな、気にすることはないだろ」
カイルは何気なくそう呟いたのだが、全員が「またそういう事を言う……」と呆れ顔で嘆息し、妙に確信めいた予感を覚えていた。
七章第二話です。
更新にこうも時間がかかってしまったことをお詫びいたします。
続きはできるだけ早く掲載いたします。
二十二日に漫画版強くてニューサーガ三巻が発売となりました。全国書店でも並び始めてる頃と思います。
漫画家の三浦純さんによって描かれているもうひとつのニューサーガですが、私から見ましても本当に素晴らしい作品となっておりますので、書店等で見かけましたらぜひ手に取ってみてください。オススメです。
アルファポリスホームページにて、ちょうどその続きから連載されております。
この後書きの下にあるバナーをクリックしていただければアルファポリスホームページにリンクします。
登録手続きなどの必要なく見れますので、そちらも是非お気軽にご覧ください。
よろしくお願いいたします。

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