bloodthirsty butchersの言葉を少しだけ 2
荒野ニオケルbloodthirsty butchersの全曲解説。
1時間吉村さんが喋るとなると、言ってることがどんどんわからなくなっていくのですが、できるだけ要約して。
「SELF LINER NOTES」荒野ニオケルbloodthirsty butchers発売時
「方位」
吉村 力入りすぎちゃいけないなとは思って歌詞を作ってて、でも何かを変えなくちゃいけない、自分のためにも人のためにもこのバンドのためにもやることがあるって、そう思ってるときに、歌詞を作ってて途中でプッと笑っちゃったことがあって。…なんか、自分の応援歌を作ってるんじゃないかっていう状態になったのね。…それは、その、恥ずかしいんだけど、今までにはちょっとなかったのね。内に内に内にっていうか、翻したりして表現してて…なに自分を応援してんだ?とかって思って、この歌詞は。いろいろ言い換えてはいるんだろうけど。…と思った瞬間、少しだけ自分が可愛く見えたね。このおっさん何やってんだろう、みたいな。…でも、ルートにかけるしかないわけよ。
「lucky man」
吉村 なんだかんだ言っても、これで言いたいことは、おまえはおまえで大丈夫だ、っていうのが言いたかったんですよ。そしたらおれはおれで大丈夫だよっていうことでもあるだろうし、自分の応援歌でもあるんだろうけど。これも今までとは違って、自分一人だけではないかもしれないっていうのがあったんですよ。媚びるわけじゃなくて、だからこそ強く言いたいし。これはそのまんまの心情を歌ったんだけど、そのときの。ぼくはこれは今まで自分が作った曲で言えば、うまーく言い表せたものとしては、一番よく、具体的にもよくできたなあと思って、作りが。
「dorama」
吉村 ベースのフレーズからだったんですよ。そのまんま行ったら、きっと射守矢だったら暗い方向に行くんじゃないかっていうのがあって、ちょっと待て、ストーップ!って。そう言ったのはいいんだけど、どこに答えがあるんだろうなあって思って。…これはアルバム作るときの一番最初の方の曲だったんだけど、ちょっとポップにするって言ってて、でもいきなり2ビート使ってるから、メンバーも、いいの?みたいな感じはあったけど、いいんだ、おかずも入れないでくれ、でも軽い2ビートにしないでくれ、とは言ってたんですね。…自然に、ベースのフレーズから繰り広げられた…すごく苦労したっすね、ドラマですねえ、これ。
「dorama」については別の番組でも語ってました。
吉村 最初はタイトルがトラウマだったりなんかして。トラウマがドラマになったっていうか、音でそうなったのかわかんないけど、なんか重たいなあ、不吉なイントロだなあっていうのを無理矢理変えてって…なんかまあ、ドラマだったんでしょうね。それがちょっとねえ難解だったんですよ。不協のような不協じゃないような、簡単にすればいいのか簡単じゃないような、サイケのようなカントリーのような…なんかすごく難しかったですね。ひとつの流れにするには。
「サラバ世界君主」
吉村 最初はコーラスがあったんだけど、段々歌詞が内向的になってきて入れられなくなったりしてて、でもここだと思って、自分の声を重ねたいなあっていうのもあったから、そこでやっぱ一人でやっててもおもしろくねーし、空いてるんだったらやってくれよ、って。頼むよっちゅーか、こんなの一人でやっててもどうしようもねーんだよっちゅーか。まあきみらが必要だっていう。
「悲しみをぶっとばせ!」
吉村 エレドラでもアヒトイナザワなんですよね。おれも何にも言うことなくてさ。これ一体どうなってくんだろうなと思ったら、もう一人の彼女がぶっとばしていくわけなんですよ。そのギターとやらはねえ…まあ変な悲鳴を上げてましたね。でも、ああいう、あそこまでくるかっていう、多少ビビったっすよ。ちょっと引いちゃったぐらいだもんね。もしかしたら、もうぼくが完璧に忘れちゃってるギターっていうか。それが彼女には完璧にあるなとかって思って。
「影を慕いて」
吉村 実はテーマは、タイガーマスク伊達直人のテーマなんです。悪役の暗さっていうか、昔のいいものっていうか、なんかあるじゃないですか。伊達直人の影のはずなんですよ。ぼくずーっとそれを思ってました。街灯にすーっと伸びる影っていうのが、おれはとにかくね、伊達直人だったんですよね。で、その影ってのがどうなのかっていえば、それをうまく表した昔の歌があって、タイトルもそのままもらっちゃえっていうか、それもあって。…ちょっとだけ昭和向き。とにかく、伊達直人のテーマなんですよ。何かとは言えないんですけど。…誰にも理解されなかったですね、これは。
「goblin」
吉村 もっと軽かったんですけど、それはとにかくこのアルバムは速く速くっちゅうかテンポ速く軽やかにっていうのがあるから、ちょっとテンポよくやってたんですよね、この曲は。でもねぇ潰すんですよ、重たく、歌んところで、ガンガンガンガン…偏屈なねえ。かっこいいんだけど、まあメンバーも譲らないですよ。そのー自分が思ってる、心が入らないフレーズっていうのはやっぱ弾けないんじゃないですかね。でもね、自分も自分だから、おれはその軽やかなフレーズとゴブリンのちょっと重たいのと2個ができたんですよ。2パターン、ゴブリンの表情ができて。もう意地ですよ、2つとも重ねてやる。きみらこれー2日掛かったんだろ?曲作んのに。おれは3時間で全部重たげにしてやるよ、って。それでアコギで重ねていくわけなんですけど、やっぱ心が入ってる曲っていうのはそっちしか入れられないんですよね。重ねられないんですよ。それで諦めましたね。そっちのほうでいこうと。まあでもかっこいいと思ってやってるし。…でも言いましたよ、おれライブでやるときはこっちでやるかもしんないからな。
「real/melodic」
吉村 向井にも何かやってほしくて。憲太郎も。みんなに何かをやってほしいとかって思ってて。…(解散については)何にも言わなかったなあ。うんって言っただけで、うんっていうか、わかってるっていうか。
「アカシア」
吉村 やっぱ札幌ですよね。アカシアっていうタイトルは後に付けました。最初は、結局は笑いたい、なんでもないことを笑いたい、他愛もなく笑いたい、っていうのがあってテーマで。でも3人でね、北海道から出てきてるから、いろいろ思い返すのは、まあ札幌中島公園とか、思い出したりなんかして。で、出発点とかで、まあ木で言うんだったらアカシアっていうのがあるか、北海道だったら、とかって思って。ちょっと恥ずかしいんだけどね、付けました。…結局は笑いたいっちゅうのは、どう繋がらないにせよ言いたいことだったんで。辻褄合わないかもしれないけど、歌詞の中では。でもおれは、なんだかんだ言えども結局は笑いたいんだよね。
「地獄のロッカー」
吉村 ほんとにベーシックができてる上にギターと歌を乗せてったんですよ。…録ってない曲とか、今までにも乗っかってない曲とかあるんだけど、これは大丈夫だ、いい曲にはなるんだけど、ちょっと待ってくれっていうんでyamaneには入ってなくて、ちょっと時間必要だからって言って。…テーマは地獄のロッカーなんですよ。これは与えられたんですね。ぼくが付けたわけじゃないんですよ。ぼくがサボったところで、その日2人が録ってて、仮タイトルで付いてたのが「地獄のロッカー」だったんですよ。
・ブッチャーズがこれだけ持続してきたのはなぜだと思いますか?
吉村 いろいろ最近考えたんだけど、続けてくっていうよりも、やめる必要性がないっていう。なんかの障害があってとか、そういうときは別なんだろうけど、続けてくっていうよりも全然やめる必要性はない、好きなもんは好き、何をやってても、このバンドは当たり前にいてほしいって自分で思ってたから、自分のなかで。
・でも解散していくバンドって多いですよね?それはなんでだと思いますか?もちろんバンドそれぞれによって違うんでしょうけど。
吉村 やっぱ一人じゃないってことなんだよね。たとえ一人残ってでもそのバンドは持続してるっていう人もいるけど。…そんなかでぼくはどっちにもつけないし、おれはこれしかないからやってるわけで、まだまだやり足りない、できることだったらこのバンドでやりたいし、一人じゃ無理だし、メンバーに怒ってでも新しい音楽作りたいし、全然やめる必要性なんてないってぼくは最近思ってたんですね。
・最後に20年後はどんな?
吉村 とりあえずlucky manは歌ってたいっすね。20年後でも。今の曲はなくなるかもしんないけど、lucky manは歌ってたいなあ。年齢問わないと思うんですよ、あれは。いまんとこ自分のプロトタイプだって、さっきも言った通りに。うん、ずーっと歌ってられると思ってて。…たとえばおれが歌ってなくたっていいっすよ。20年後。きっとそのぐらいの、誰かがlucky manであれば。…でも、やるでしょ。20年後でも。…生きてる限りはやるさ。
1時間吉村さんが喋るとなると、言ってることがどんどんわからなくなっていくのですが、できるだけ要約して。
「SELF LINER NOTES」荒野ニオケルbloodthirsty butchers発売時
「方位」
吉村 力入りすぎちゃいけないなとは思って歌詞を作ってて、でも何かを変えなくちゃいけない、自分のためにも人のためにもこのバンドのためにもやることがあるって、そう思ってるときに、歌詞を作ってて途中でプッと笑っちゃったことがあって。…なんか、自分の応援歌を作ってるんじゃないかっていう状態になったのね。…それは、その、恥ずかしいんだけど、今までにはちょっとなかったのね。内に内に内にっていうか、翻したりして表現してて…なに自分を応援してんだ?とかって思って、この歌詞は。いろいろ言い換えてはいるんだろうけど。…と思った瞬間、少しだけ自分が可愛く見えたね。このおっさん何やってんだろう、みたいな。…でも、ルートにかけるしかないわけよ。
「lucky man」
吉村 なんだかんだ言っても、これで言いたいことは、おまえはおまえで大丈夫だ、っていうのが言いたかったんですよ。そしたらおれはおれで大丈夫だよっていうことでもあるだろうし、自分の応援歌でもあるんだろうけど。これも今までとは違って、自分一人だけではないかもしれないっていうのがあったんですよ。媚びるわけじゃなくて、だからこそ強く言いたいし。これはそのまんまの心情を歌ったんだけど、そのときの。ぼくはこれは今まで自分が作った曲で言えば、うまーく言い表せたものとしては、一番よく、具体的にもよくできたなあと思って、作りが。
「dorama」
吉村 ベースのフレーズからだったんですよ。そのまんま行ったら、きっと射守矢だったら暗い方向に行くんじゃないかっていうのがあって、ちょっと待て、ストーップ!って。そう言ったのはいいんだけど、どこに答えがあるんだろうなあって思って。…これはアルバム作るときの一番最初の方の曲だったんだけど、ちょっとポップにするって言ってて、でもいきなり2ビート使ってるから、メンバーも、いいの?みたいな感じはあったけど、いいんだ、おかずも入れないでくれ、でも軽い2ビートにしないでくれ、とは言ってたんですね。…自然に、ベースのフレーズから繰り広げられた…すごく苦労したっすね、ドラマですねえ、これ。
「dorama」については別の番組でも語ってました。
吉村 最初はタイトルがトラウマだったりなんかして。トラウマがドラマになったっていうか、音でそうなったのかわかんないけど、なんか重たいなあ、不吉なイントロだなあっていうのを無理矢理変えてって…なんかまあ、ドラマだったんでしょうね。それがちょっとねえ難解だったんですよ。不協のような不協じゃないような、簡単にすればいいのか簡単じゃないような、サイケのようなカントリーのような…なんかすごく難しかったですね。ひとつの流れにするには。
「サラバ世界君主」
吉村 最初はコーラスがあったんだけど、段々歌詞が内向的になってきて入れられなくなったりしてて、でもここだと思って、自分の声を重ねたいなあっていうのもあったから、そこでやっぱ一人でやっててもおもしろくねーし、空いてるんだったらやってくれよ、って。頼むよっちゅーか、こんなの一人でやっててもどうしようもねーんだよっちゅーか。まあきみらが必要だっていう。
「悲しみをぶっとばせ!」
吉村 エレドラでもアヒトイナザワなんですよね。おれも何にも言うことなくてさ。これ一体どうなってくんだろうなと思ったら、もう一人の彼女がぶっとばしていくわけなんですよ。そのギターとやらはねえ…まあ変な悲鳴を上げてましたね。でも、ああいう、あそこまでくるかっていう、多少ビビったっすよ。ちょっと引いちゃったぐらいだもんね。もしかしたら、もうぼくが完璧に忘れちゃってるギターっていうか。それが彼女には完璧にあるなとかって思って。
「影を慕いて」
吉村 実はテーマは、タイガーマスク伊達直人のテーマなんです。悪役の暗さっていうか、昔のいいものっていうか、なんかあるじゃないですか。伊達直人の影のはずなんですよ。ぼくずーっとそれを思ってました。街灯にすーっと伸びる影っていうのが、おれはとにかくね、伊達直人だったんですよね。で、その影ってのがどうなのかっていえば、それをうまく表した昔の歌があって、タイトルもそのままもらっちゃえっていうか、それもあって。…ちょっとだけ昭和向き。とにかく、伊達直人のテーマなんですよ。何かとは言えないんですけど。…誰にも理解されなかったですね、これは。
「goblin」
吉村 もっと軽かったんですけど、それはとにかくこのアルバムは速く速くっちゅうかテンポ速く軽やかにっていうのがあるから、ちょっとテンポよくやってたんですよね、この曲は。でもねぇ潰すんですよ、重たく、歌んところで、ガンガンガンガン…偏屈なねえ。かっこいいんだけど、まあメンバーも譲らないですよ。そのー自分が思ってる、心が入らないフレーズっていうのはやっぱ弾けないんじゃないですかね。でもね、自分も自分だから、おれはその軽やかなフレーズとゴブリンのちょっと重たいのと2個ができたんですよ。2パターン、ゴブリンの表情ができて。もう意地ですよ、2つとも重ねてやる。きみらこれー2日掛かったんだろ?曲作んのに。おれは3時間で全部重たげにしてやるよ、って。それでアコギで重ねていくわけなんですけど、やっぱ心が入ってる曲っていうのはそっちしか入れられないんですよね。重ねられないんですよ。それで諦めましたね。そっちのほうでいこうと。まあでもかっこいいと思ってやってるし。…でも言いましたよ、おれライブでやるときはこっちでやるかもしんないからな。
「real/melodic」
吉村 向井にも何かやってほしくて。憲太郎も。みんなに何かをやってほしいとかって思ってて。…(解散については)何にも言わなかったなあ。うんって言っただけで、うんっていうか、わかってるっていうか。
「アカシア」
吉村 やっぱ札幌ですよね。アカシアっていうタイトルは後に付けました。最初は、結局は笑いたい、なんでもないことを笑いたい、他愛もなく笑いたい、っていうのがあってテーマで。でも3人でね、北海道から出てきてるから、いろいろ思い返すのは、まあ札幌中島公園とか、思い出したりなんかして。で、出発点とかで、まあ木で言うんだったらアカシアっていうのがあるか、北海道だったら、とかって思って。ちょっと恥ずかしいんだけどね、付けました。…結局は笑いたいっちゅうのは、どう繋がらないにせよ言いたいことだったんで。辻褄合わないかもしれないけど、歌詞の中では。でもおれは、なんだかんだ言えども結局は笑いたいんだよね。
「地獄のロッカー」
吉村 ほんとにベーシックができてる上にギターと歌を乗せてったんですよ。…録ってない曲とか、今までにも乗っかってない曲とかあるんだけど、これは大丈夫だ、いい曲にはなるんだけど、ちょっと待ってくれっていうんでyamaneには入ってなくて、ちょっと時間必要だからって言って。…テーマは地獄のロッカーなんですよ。これは与えられたんですね。ぼくが付けたわけじゃないんですよ。ぼくがサボったところで、その日2人が録ってて、仮タイトルで付いてたのが「地獄のロッカー」だったんですよ。
・ブッチャーズがこれだけ持続してきたのはなぜだと思いますか?
吉村 いろいろ最近考えたんだけど、続けてくっていうよりも、やめる必要性がないっていう。なんかの障害があってとか、そういうときは別なんだろうけど、続けてくっていうよりも全然やめる必要性はない、好きなもんは好き、何をやってても、このバンドは当たり前にいてほしいって自分で思ってたから、自分のなかで。
・でも解散していくバンドって多いですよね?それはなんでだと思いますか?もちろんバンドそれぞれによって違うんでしょうけど。
吉村 やっぱ一人じゃないってことなんだよね。たとえ一人残ってでもそのバンドは持続してるっていう人もいるけど。…そんなかでぼくはどっちにもつけないし、おれはこれしかないからやってるわけで、まだまだやり足りない、できることだったらこのバンドでやりたいし、一人じゃ無理だし、メンバーに怒ってでも新しい音楽作りたいし、全然やめる必要性なんてないってぼくは最近思ってたんですね。
・最後に20年後はどんな?
吉村 とりあえずlucky manは歌ってたいっすね。20年後でも。今の曲はなくなるかもしんないけど、lucky manは歌ってたいなあ。年齢問わないと思うんですよ、あれは。いまんとこ自分のプロトタイプだって、さっきも言った通りに。うん、ずーっと歌ってられると思ってて。…たとえばおれが歌ってなくたっていいっすよ。20年後。きっとそのぐらいの、誰かがlucky manであれば。…でも、やるでしょ。20年後でも。…生きてる限りはやるさ。
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