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 大正、昭和、平成に生まれた90~10代の女優約20人が29~31日、戦争をテーマにした朗読劇「あたしの話と、裸足のあたし」を、大阪市中央区のドーンセンターで上演する。長年非戦を訴え続ける「大阪女優の会」が、観客のみならず、若い出演者にも戦争とは何かを伝えていく試みだ。

 神戸の自宅そばの防空壕(ごう)に逃げ込んだ人々が念仏を唱える。疎開先では、低空飛行で銃撃してくる戦闘機の操縦士と目が合う……。劇の一場面は、最高齢の河東(かとう)けいさん(90)の実体験だ。当時女学生だった河東さんは「怖かったというような悠長なことやない。生きるか死ぬか、ただそれだけやった」と語る。

 構成・演出の樋口ミユさん(41)が女優たちやその家族から体験談を募り、当時の新聞記事や詩なども入れて作品化。「女優の会のスピリッツを若い人に受け継いでもらおう」と、平成生まれの女優にも出演してもらうことにした。

 最年少の箕浦愛さん(14)は…

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