usamomo BL library　～BL独り言感想～

イケメンNo.1俳優の溺愛ねこ (幻冬舎ルチル文庫) 今城けい　　絵師：カワイチハル

お気に入り：
挿絵：





【感想】
良かったですね。時間枠も綺麗に使っていて二人の心の距離と思いがその分ジレジレさせられながらも、最高潮に盛り上がっていくのがとっても良かった。

青年を拾うというか酔っぱらって絡んだ所を世話してもらったところから始まる関係なんだけれど、攻の過去というかなんというか自分でいってますが、まぁ低層階の暮らしだったんだけれど、キャバレーでの仕事も首になっとところで受との出会いです。
受は芸能人なんだけれど、何故か元俳優と言ってます。
そこの理由も分かってくるし、それは仕方がないことだったかもしれない。
でもちゃんと受の演技力を分かってくれている人もたくさんいたんだけどね。

そんな受を俳優の世界にもどしたのが攻。攻は一足先に俳優の世界へ入ってしまったから、彼と同じ目線になるには俳優に戻らないといけない！
そこからの受の努力がとっても良かったです。
攻は攻で受と同じ所にいきたいが為に俳優になるし、もどかしい二人の思いなんだけれど、お互いそれを告げるでもなく、一生懸命なところがすごく良かったです。
やっと二人が結ばれた時はもうなんていうか甘いし、若い頃の無茶な生活で勃たなくなっていた攻も両思いになって解消されたからねぇ♪なんかとっても良かったです。
受の可愛らしい我が儘がなんとも微笑ましかったです。

犬、拾うオレ、噛まれる (ラルーナ文庫) 野原滋　　絵師：香坂あきほ

お気に入り：
挿絵：





【感想】
最初は一体どんな男だ～、どんな話だ～とちょっと乗り気もなく読んでたんだけどね～。
まさかの展開にびっくりだし、後半は一気に読みきりました。
ミステリアスでしたね。
ホントむかつく元彼といっていいのかどうかはわからないけれど、好きじゃなかったんだよね？
でも復讐なんだろうか？と思うとちょっと違うような気もするけれど、伝わってくるものはすごく重いんだけれど、
感情が抜け落ちているという紺とテツローの会話が軽快でポンポン進んでいったので読みやすかった。


最初はストーカーをやっている紺がなんとも暗いしなんだかな～って思いながら始まった物語なんだけどね。
そこに元彼が送り込んだのがﾃﾂﾛｰという人物。
3日間監禁して弱みを握って脅して来いという依頼です。

まぁ依頼内容はひどいけれど、元彼にしてもストーカーされるのはいやだよねぇ。って思いながら読んでたんだけえれど、
この元彼とんでもないやつだった！
彼が過去に犯したすべてを許せなかったのか、姉を殺したことを恨んでの復讐なんだろうね。
絶対幸せになんかしてやらない！という思いなんだろうねぇ。
でも紺自体過去に色々あって、感情と味覚といろんなものが欠けて行ってたぶん自分でも何を望んでいたのか
分からないのかもしれないな～とは思いましたね。
そのあたりは複雑だったけれど、
この監禁男のテツローが紺の心の中の何かに触れたんだろうね。

結局元彼に殺されそうになったところを、ﾃﾂﾛｰに助けられて、無事に助かって自分をどれだけ心配していてくれる人がいたかってのが分かってちょっとホロリときちゃいました。

そしてちゃんとカップルになった後のいきなりの夜逃げ！未遂にびっくりだったんですが、
目の前で人が死んでいった、自分を助けてくれた人からもらった命を大切にしなくちゃいけないけれど、
大事な人を亡くすという辛い思いを二度としたくない。
そこから出たテツローが死んだら後を追っていい？っていうところにすごく深い深い痛みを感じて、
ホロリとしちゃいました。

初恋の嵐 (キャラ文庫) 凪良ゆう　　絵師：木下けい子

お気に入り：
挿絵：





【感想】
発売日に買ったのになぁ。

とっても良かったです。この腹黒というかもう寸前の攻思考が面白いですよね。
苦労している果ての思考だし、努力もすごい！
高校生3人のお話なんだけれど、三者三様で面白かった。
そこから徐々に年齢を重ねて行って大学のお話、働き出してからのお話へと進んでいくんですよね。

もうねぇ受が結構一途で良かったですね。
途中、お～！やっと気持ちが通じたか！と思ったら振り出しに戻っちゃったしねぇ。
拗らせすぎて逆にちょっと切なくて面白かったですね。

でもやっぱりお互い片思いしながらずっと親友をし続けてると疲れてくるんだろうなぁ。
そこがなんか切なくていい味だしてましたね。

梨園の貴公子 ~玉響~ (ビーボーイノベルズ) ふゆの仁子　　絵師：円陣闇丸

お気に入り：
挿絵：





【感想】
面白かった。
でもやっぱり毎回毎回不安定になっていますね。
それに比べて受はいつも男前だ～。
絶対悩んでるのにね。
仕事は違っても、まぁ受は天才と呼ばれる人だけれどね。
まだまだこれから精進していかないといけない歌舞伎の世界だしね。

受の友達カップルが面白そうでしね。
彼らのお話も詳しく読んでみたいな。
後、歌舞伎の若手二人も可愛かったですよね。
どちらかというかその二人の方が切なさもありそうだねぇ。

気づいたら終わってた感じの週末でした。

本もほとんど読んでないんだよねぇ。
新刊も届かなかったから、今週は癒しだ～と月神様をよみだしちゃったから、
途中で届いた新刊にも手が出ずに、
やっと1冊読めた感じ。

なんか８，９と新刊購入予定も少なくってねぇ。
暑いからというよりも、夏休み始まっちゃったからねぇ～、
私が会社から帰ってくるとなんか待ってました！とばかりに、しゃべり倒すすずめに、
読書の時間も削られ・・・といったかんじですかね。


どっかに行きたいな～って思ってるんだけどねぇ。

奥さまは外法使い！ (幻冬舎ルチル文庫) 小中大豆　　絵師：陵クミコ

お気に入り：
挿絵：





【感想】
なんか可愛かったですね。
あとがきの大豆さんの中身はクズ発言には笑ってしまいました。
確かにちょっとアレな攻でしたね。

受が可愛かったわ。
まさか二人とも外法使いってのは思いもしなかったけれど、二人とも好き同士で同じことしちゃった！ってのはいいね。

しかし、攻は何をやっても凄いんだね。
外法使いとしても一流だし、勉強も顔もいい！ニ物をを与えすぎですよね。
でも使役である葛城がクールで面白かったですね。

君恋ファンタスティック (幻冬舎ルチル文庫) 間之あまの　　絵師：高星麻子

お気に入り：
挿絵：





【感想】
すっごく良かったです。
あの会社繋がりだからスピンと言うべきか。
今回もすっごく切なかったですね。
もうポロポロ涙がこぼれてきましたよ！
記憶喪失ものだけれど、ちょっと違った記憶喪失中に恋人になるっていう展開なんだけれど、お互いその前から好き同士だったもんね。
でもやっぱり記憶が戻ると忘れちゃうんだね。
あのあたりはホントに切なかったです。

すごい綺麗好きな受。クールで表情を崩さない美青年。
お相手はカメラマン。
攻は受が勤める会社の社長の甥なんですよね。そして出向という形で彼の会社の経理をまかされたんだけれど、結構時間枠は長いですね。
最初は数ヶ月の予定だったけれど、引き続き週ニのペースで出向。
それが一年続いてからの記憶喪失突入です。
受を庇って階段から落ちて紀がついたら記憶喪失になってたんだけれど、割としっかりとしてる。テンパることもなくて冷静でしたね。
それから一緒に暮らし始めるんだけどね。
すっごい綺麗好きですからね。
大変かと思いきやそれまでに少しずつ距離を縮めてましたからね。
なんかね、ふたりともとってもいいの！攻はすごく優しいし、受はそんな攻がずっと好きだったけれど自分は恋愛はできない！と思ってたんだよね。
でも受のペースでゆっくりゆっくり溶かしていくのがとっても良かったです。

だからいきなり記憶が戻ってしまって、もう切なくて切なくて！

とっても満足する１冊でした！

梨園の貴公子~破瓜~ (ビーボーイノベルズ) ふゆの仁子　　円陣闇丸

お気に入り：
挿絵：





【感想】
志信のお話です。
てっきりずっと若社長と！って思っていたから、いきなり出てきた暁って誰？
え～彼の事が好きなの？とちょっとビックリ展開でしたけれど、なかなか良かったですね。
ホント悟の一途さにたまらんでしたね。
すべてが志信の為っていうのが、好き。
志信は自分が悟にのめり込まないように一線引いたりとなんか可愛かったです。

志信の立ち役見てみたいです！

泣いてもいいよ、ここでなら (幻冬舎ルチル文庫) 杉原朱紀　　絵師：鈴倉温

お気に入り：
挿絵：





【感想】
一気に読み上げたんだけれど、サクって感じでしたね。
あまり深くない感じで、ちみっこは可愛いものの、可愛い～と手放しするほどでもなく、恋愛系は、
色々と誤解してる受の思考に切なくなるかな？と思ったりもしたんだけれど、今一歩及ばずって感じでしたね。

表紙のウサギと猫は可愛いね♪


いきなり、妹の双子の子供を預かりことになったんだけれど、子育ての経験もなければ、
小さいころに親と一緒になにかした覚えもない受にとっては大変で、泣き言だらけでしょうね。

いきなり見失った二人を見つけてくれたのが小さいころ懐いていた近所のお兄ちゃんだった。

そこからはもう王道というか、攻が助け舟を出すんですよね。
この時点から攻が実は前から気になっててっていう展開だと面白いんだけれど、徐々に好きにはなっていくんだけどね。

受も自分の性癖はちゃんと自覚してて、昔酷い捨てられ方をしてるから、
自分の気持ちをさとられないように～っていう感じなんだけれど、
まさかバレたのが自慰の時ってのが・・・。ロマンチックじゃないねぇ。

せっかく好きと言い合ったのに、受の解釈は違ったんだよね～。

まぁ二人の恋愛もそうだけれど、妹も大変だねぇ。

俺さまケモノと甘々同居中!? (幻冬舎ルチル文庫) 榛名悠　　絵師：コウキ。

お気に入り：
挿絵：





【感想】
面白かった。悪霊退散ならぬ、悪夢退散でした。
設定も面白いし、羊に蝙蝠、梟、獏ですからねぇ。
胡散臭さ満載で始まったけれど、最後まで楽しく読めましたね。
ラストのホロリとさせられたしねぇ。

二代目がなかなかいいキャラでしたね。
ああいうのは好きです。

悪夢に悩まされて、仕事にも影響が出てきて休職に追いこまれたある日に、
胡散臭い男に出会うんですよね。
まぁいきなり抱きついてきたりとかまぁ変な男ですよね。
しかも寝不足の原因とかを言い当てられて悪夢退治なんて、まぁ信じられないけれど、
藁をも掴む気持ちだったんでしょうねぇ。

もらった名刺のところにいってみてたら、変な人だらけでしたね。
でも羊は可愛い♪

攻の昔の話はとっても切なかったですね。
まぁとんでもない二代目に押し付けられた仕事だけれど、自分の対価を取り返すのには
仕方がなかったんでしょうけどねぇ。

お話自体はすごく面白かったんだけれど、恋愛面となるとなんとなくう～んって感じかな。
流され系ではないけれど、なんかねぇ。攻はどのあたりから気に入ってたんだろうね。