ニュース詳細
災害を想定した給水訓練
07月28日 12時27分
3004370721_20160728190537.mp4
地震などで水道の水に濁りが発生した場合に備えて、水をろ過して飲めるようにしたり、手動のポンプで給水活動を行ったりする訓練が三重県鈴鹿市で行われました。
鈴鹿市の上下水道局で行われた訓練には職員や水道工事会社の関係者などが参加し、災害時の給水方法を確認しました。
まず、雨水や川の水などの殺菌されていない水を飲料水にする訓練が行われ、非常用の浄水装置を使って濁った水をろ過した上で、塩素を入れて殺菌し、飲める水になったことを実際に参加者が飲んで確かめました。
また、災害で電気が使えなくなったことを想定して、手動のポンプを使って飲料水を持ち運べる袋に給水する訓練も行いました。
浄水装置を使った参加者は「最初の装置の調節が難しかったですが、動きだしたあとは簡単に使えました」と話していました。
訓練を主催した鈴鹿管工事協同組合の佐野彰彦代表理事は「災害はいつ起こるか分からないので、非常時に給水がしっかりできるよう訓練の成果を生かしたい」と話していました。
東海のニュース
新着ニュース