07月27日 09時42分
本物そっくりに作られた海の生き物のロボットを使って、楽しみながら海の環境を守る大切さについて子どもたちに学んでもらう教室が名古屋市で開かれました。
この教室は海の環境保全活動に取り組んでいる愛知県豊橋市の林正道さんが名古屋市緑区の大高緑地水泳場で開きました。
参加した小学生たちはプールに入って、林さんがペットボトルや発泡スチロールなどの廃材を使って手作りした海の生き物のロボット、約30体を観察しました。
これらのロボットは生き物の特徴をそっくりに再現していて、ジンベエザメは泳ぎながらプランクトンを食べる大きな口が開き、スナメリやアシカはモーターを使って胴体やヒレを動かして泳ぎます。
子どもたちはロボットを見ながら、海の生き物の生態について知るとともに、海の環境を守ることの大切さを学んでいました。
参加した小学5年生の男の子は、「ロボットが泳ぐ姿を近くで見られて、おもしろかった。サメのロボットは触るとザラザラしていて、これがサメ肌なのかと思いました。
海の命は大切にしたいです」と話していました。
教室を開いた林さんは「ロボットを通して、楽しみながら命の大切さや海の環境を守る大切さを感じてもらいたい」と話していました。
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