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春闘引上げ額 3年ぶり下回る

07月26日 11時03分

春闘引上げ額 3年ぶり下回る

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今年の春闘について、愛知県が県内の企業を対象に調査を行ったところ、賃金の引き上げ額は平均で5800円あまりで、3年ぶりに前年の引き上げ額を下回る結果となりました。
愛知県は今年の春闘の妥結結果を把握するため、県内の労働組合のある企業435社を対象に調査を行い300社から回答を得ました。
それによりますと、賃金の引き上げ額は全ての産業の平均で5862円で、去年を1185円下回りました。
引き上げ額は去年まで2年連続で前年を上回っていましたが、今年は3年ぶりに下回る結果となりました。
業種別に引き上げ額をみますと、全体の7割を占める製造業が去年より1510円低い6409円。
非製造業が163円低い3154円となっています。従業員の規模別では300人未満が3634円。
300人以上1000人未満が4557円。1000人以上が6006円となりました。
愛知県労働福祉課は「急激な円高による経済の先行きの不透明感から自動車産業を中心に去年よりベースアップの額を抑えた労使交渉が行われたことが反映されたとみられる」と話しています。

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