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Backflow

HIPHOP TATTOO FASHION & MO'

若くして天に召されたブラックミュージシャン達

音楽 音楽-R&B ヒップホップ

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「嘘だろ?」

こう思って何も考えられなくなった瞬間が、僕の人生では何回かあった。

「なんであいつなんだよ…」

いくら考えたってその答は見つからず、ただただ悲しむしかなかった。

今日は、その時代の頂点に立ちながらも、不運故に天に召されたブラックミュージシャン達を紹介します。

こんな素晴らしいアーティストがいたってことを出来るだけ多くの人に伝えたい。

時間がある時にゆっくり見てください。


2PAC&ノトーリアス・B.I.G.

アメリカのHIPHOP史上最も悲しかった事件ではないでしょうか。

気性は荒いが愛に溢れたウエストコーストのラッパー2PACとイーストコーストの期待を一身に背負っていたビギー。元々は親友だった2人ですが、ある事件をきっかけに関係はこじれ、周りの人間をも巻き込み最も有名なビーフ(東西抗争)に発展します。

1994年、何者かに銃撃された2パック(2pac)との関係がもつれたことから東西をそれぞれ代表するHIPHOPレーベル(とその背後に控える犯罪組織)の抗争の渦中に巻き込まれることになってしまう。この銃撃がビギーとBad Boyの差し金によるものだと主張した2パックに対し、ビギーは”Who Shot Ya”をリリース、ラップを通じての反撃を返す。その流れが暴力的な方向に加速するまま、96年9月の2パックが射殺される。これに続いてビギーも97年3月、Las VegasでのSoul Train Music Awardに参加した帰途、何者かに襲撃され死亡した。

-Notorious B.I.G. | bmrより引用


覚えておいて欲しいのは、彼らは亡くなったからスターになったわけではなく、当時のHIPHOP界で頂点を極めていたラッパーだったということ。

その2人が(個人的には誤解だと思っている)ビーフの後に何者かに殺害され、この世からいなくなった。しかも元々は親友だった。これがどれだけ悲しいことだったか、簡単に想像できると思います。


死後に公開されたこの曲には互いの本音が見え隠れしています。

「揉めたくなかった…」

そう言っているようでやるせなくなります…

Aaliyah

Aaliyahは、ジェット・リーと共に出演した映画「ロミオ・マスト・ダイ 」のヒット、「Try Again」のグラミーノミネート、『マトリックス リローデッド』『マトリックス レボリューションズ』の出演決定など、人気が絶頂に達し「まさにこれから!」という時に亡くなってしまったシンガーです。


『Rock The Boat』のPV撮影を終え、バハマ北部にあるマーシュハーバー空港から搭乗したフロリダへ向かうセスナ402が離陸直後墜落、死去した。22歳没。

-アリーヤ - Wikipediaより引用



「ロミオ・マスト・ダイ」で共演したDMXのこの言葉は今でも忘れられません。(当時字幕付きで、下にあるPVがMTVで流れていました)

愛しいアリーヤ

この世からいなくなっちまったなんてどうしても信じられない

しばらく逢えなくなってしまったって思えばいいかな

なぜ神が君を召されたのか考えなくても分かるよ

君はここでまるで天使のような人だったから

俺なりに心を込めて

愛してる

そして、寂しくなるよ




レフト・アイ(TLC)

90年代R&Bのスーパー・グループ「TLC」のラップ担当の彼女。名前の由来は「彼氏に左目を細めるくせが可愛いといわれたから」

かなり個性的で可愛かった彼女は熱狂的なファンも多かった。

2002年4月25日夜、レフト・アイが中米ホンジュラスフティアパ近くのハイウェイでSUV車を運転中、木に衝突。シートベルトをしていなかったレフト・アイは頭部の怪我により30歳の若さで他界した。

-TLC (バンド) - Wikipediaより引用

事故の直前の映像を見たことあるが、ちょっと信じられなかったのを覚えている。2PACとも仲よかったんだよな。




TOKONA-X & KEISHI

ショックだった。

ただただショックだった。


彼の死因を知りたがる人が未だにこのサイトにやってくるが、「大事なのはそこじゃないだろ」と思う。

注目すべきなのは彼の残した「生き様」で、決して死に様ではない。

もし生きていれば間違いなくキングになっただろうし、ひょっとしたら音楽業界自体を変えてしまっていたかもしれない。

そんな可能性を感じさせてくれたラッパーは後にも先にもトコナだけだ。

僕は彼と同じ時代に生きて、彼の音楽に触れながら生きた20代を誇りに思うし、言葉じゃ表せないくらい感謝している。

TOKONA-Xというラッパーは、間違いなく最高の男だった。

いなくなって寂しいよ…




最後に

永遠に語り継がれていくであろう彼らの全てにリスペクトを込めて。

R.I.P.