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 国際テロ組織アルカイダは28日、シリアで活動する武装組織「ヌスラ戦線」について、アルカイダからの分離を容認するとの声明を公開した。ロイター通信が報じた。

 ヌスラは米欧が支援する反体制派とともにアサド政権に対抗する一方、アルカイダとのつながりを理由に米軍などの空爆対象とされてきた。分離した場合、米欧のシリア戦略や戦況に影響を与える可能性がある。

 声明はアルカイダ指導者ザワヒリ容疑者のものとみられる音声テープで、ヌスラに向けて「一致団結するために(アルカイダとの)つながりが障害になるのなら、犠牲にしてよい」などと述べた。

 ただ、ヌスラ内部には過激派組織「イスラム国」(IS)に近い思想を持つグループがあるとされ、一部がISに流入する可能性も指摘されている。(ドバイ=渡辺淳基)

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