複数のカードローンを1本にする借り換えローン。各金融会社から様々な商品が出されていますが、一体どの商品がよいのでしょうか？今回は、様々な金融会社から出ている商品の中で、プロミスでおまとめローンに借り換えた場合の評価などについてお話しします。

総合的な評価

消費者金融の「貸金業法」（貸金業法施行規則第10条の23第1項 第1号の2（約定に基づく返済により借入残高を段階的に減らしていくための借換え））に基づき融資を行っています。借り換え1本化を目的とした借り換えローン専用商品を取り扱っており、総量規制範囲以上の借入をする事が出来ます。但し、現在ある複数の債務総額を上回る借入は出来ません。借り換え1本化を実施し、完済を目指す人には利用価値のあるカードローンです。但し、金利面は低いとは言えません。「銀行法」とは異なり、「貸金業法」という枠の中での融資となるため、どうしても金利は銀行と比較し、高めの設定になってしまうのは仕方がありません。

口コミによる評価

審査

審査から結果までの時間はかなりスピーディーであると評価されている事が多く、対応速度は速いと言えます。無人契約機も主要な駅近辺に多くあり、簡単に審査を受けられる事で評価が高いです。

金利

消費者金融の「貸金業法」に基づいているため、金利が高い事は否定出来ません。

サービス

電話対応、窓口対応ともによいという評価が多いです。但し、契約してしまうと、将来住宅ローンが通りにくくなるといった声も上がっています。

ローンのスペック詳細

借入上限

300万円までとなっています。上限金額は他業者の金融商品と比較して、低いレベルにあります。他業者の商品の場合は、500～800万円程度の限度額を設定しているところが多く、この金額枠は業界の中では低い限度額であると言えます。

金利

金利設定はやはり銀行より劣ります。最大金利は17.8%という点においては、「貸金業法」の域を越えられません。他業者は100万円までの借入で14%程度の設定をしているところが多く、金利面では他業者より劣ります。18%よりも低い金利で契約できた場合は、借り換え1本化としても有効となる商品です。また、同じ消費者金融のおまとめローンにアコムがあります。アコムの金利設定は7.7～18.0%となっており、アコムと比較すると金利は若干低く設定されています。

条件

年齢満20際以上65歳以下の安定した収入がある人となっています。また、パートやアルバイトなどの安定した収入があれば、専業主婦や学生の方でも対象となります。但し、上限金額は高くはならないと考えましょう。

使用用途

借り換えローン専用で、自由に出し入れは出来ないローンとなっています。また、借入は現在の債務総額を上回る借入は出来ません。借り換え方法としては、直接プロミスから現状借入のある債権業者へ返済金額を振り込む形となるため、現金は消費者の手元には入ってきません。

返済方法及び返済金額

残高スライド元利定額返済方式を取っています。元利定額返済方式とは、規定額以上であれば、返済金額は借入する消費者側で設定出来ます。月々の目安は以下の通りです。

上記の表の通り、借入残高に応じて月々の返済金額が規定の率以上を返済する必要があります。アコムのおまとめローンでは、返済金額は借入金額の2%以上という規定となっておりますので、月々の返済金額を取ってみれば、プロミスの方法が若干楽であると考えられます。しかしながら、回数を多くする事で、返済金額の総額は非常に多くなると言う事を理解した上で契約をしましょう。

その他

プロミスの場合は、借り換え1本化カードローンとしては「借換え専用ローン」として売り出している商品であり、その目的は完済する事に特化しています。そのため、他業者と比較して追加融資はなく、完全に返済を行っていくローンです。他業者と少し商品の特色が異なります。他業者では債務総額以上の申し込みが行えますが、ある意味では更に債権を増やしてしまう可能性を秘めています。逆に、本当に完済させるといった強い思いをお持ちの方は、追加融資などが全くない、この借換え専用ローンは非常によいと思われます。借り換え1本化の詳細は直接アコムに話しを聞いてみることをお勧めします。

いかがでしたでしょうか。プロミスのおまとめローンの特徴としては、

といった特徴があります。おまとめローンをご検討の方は、是非参考にして下さい。