面白いストーリーの作り方
勇者みゃこです。
短いシナリオのあるゲームアプリを去年から作っているんですけどね。
いろいろあって頓挫していますが、せめてリリースだけはしようと重い腰を上げました。
完成しない理由はいくつかありますが、最大の難関は「シナリオ」。
これまで仕事でちょっとしたシナリオっぽいものは書いてきましたけど、ずっと自己流でちゃんと勉強したことは一度もありません。
一番やってたのがガラケーの時代だったので、文字数制限がシビアで「いかに文字数を減らすか」にばかり腐心していました。
あらためて作りかけのアプリのシナリオを自分で読み返してみて思ったんです。
「意味がわからない」と。
読み手目線が足りないため、自分の頭の中でしか説明されていないことが多すぎて展開がアッチコッチに飛んでる感じがします。
ちょっともうどうしていいか分からないので、最悪このままリリースするかもしれません。
恋愛シナリオ制作のコツ
恋愛ゲームに詳しい人に「シナリオ制作のコツ」について聞いてみました。
今回はシナリオそのものというより「物語の作り方」という根本的なところから教えてもらいました。
①「物語は逆算して作れ」
「結末を考えてから作り始める」ということですね。
作家の養成学校などでは、よく言われていることかもしれません。
オチが酷かったりスッキリしないとなると、これまで懸命に作り上げてきたストーリーが全部台無しになってしまいます。
よって最初に結末を作り、それから過程をこじるけるのがベスト。
そうすることでストーリーの矛盾を無くすことができるというわけです。
②主人公の心情を変化させる
恋愛ものの場合なら「嫌い」→「好き」のように感情の変化をつける。
ヒロインが主人公のことを最初から最後まで好いていて、そのまま最終回で普通にゴールイン!なんて恋愛物語が面白いハズもありません。
感情の変化がなければ、ストーリーが盛り上がりにくくなってしまいます。
恋愛ものは特にそう言えるでしょう。
③障害を作る
恋がなかなか実らないのが恋愛ストーリーです。
前項のように「何事もなく最終回でゴールイン」なんて物語はライターに相当の力量がないと面白くならないでしょう。
普通の恋愛における障害といえば「好きな人に既に恋人がいて三角関係になっている」「血縁関係である」「既に許嫁がいる」あたりが基本形。
悲恋の物語ならば「恋人の余命が短い」「戦争で徴兵される」のようなパターンもあります。
まとめ
日々シナリオを書き続けているプロの作家さんはシナリオの構成方法に独自のパターンを作り、制作の際にはそれを応用しているそうです。
今回はよく使われている構成パターンについて教えていただきましたが、王道を知ることって大事ですよね。
そして何よりもまず「制作慣れを」することがいちばん大切です。
私もめげずに面白いものを作れるように頑張りたいと思います。
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