村上潤治
2016年7月28日17時46分
堺市役所前(堺区)にある電話ボックスが、市役所前の広場整備に伴って撤去される。市のシンボルの一つ「旧堺灯台」をモチーフにしたもので、30年余り市民に親しまれてきた。別れを惜しむ声は多い。
NTT西日本などによると、電話ボックスは、現地に現存する日本最古の木造洋式灯台「旧堺灯台」をかたどったもので、1980年代初めに設置された。ステンレス製で灯台と同じ白色に塗られ、避雷針の部分までまねて作られているという。
広場整備に関連する工事車両の出入り口に電話ボックスがあるため、市がNTTに撤去を要請。NTTは電話ボックスが老朽化して再利用は難しいことや、近くに別の公衆電話もあるため、撤去することを決めた。26日に電話機を取り外し、ボックスは近く撤去する。
自転車でよく前を通るという堺市中区の男性(76)は「携帯電話の普及で使っている人はあまり見ないが、慣れ親しんできたので寂しい」と話した。(村上潤治)
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