こぐまです。
みなさん、ポケモンGOやってますか?
私も配信された22日の金曜日から早速ダウンロードし楽しんでいます。
なにせ田舎に住んでいるのでなかなかレアなポケモンはGETできないしモンスターボール切れに悩んだりしているのですが、自宅になぜかイーブイやゼニガメが出てきてくれるので、毎日癒されております♡
あのね2キロの卵からプリン産まれたの… pic.twitter.com/4rRO9EcCxi
— こぐま@マジレッサー (@koguma87) 2016年7月27日
卵をふ化させたらプリンが出てきてやったあああ!ってなったり。
88年生まれの私はジャストポケモン世代なので、とっても懐かしい気持ちになるんですね。
小学生だった私とポケモン
ちょっと暗い話になってしまうのですが、聞いてもらえますか?
私の家庭はなかなかにしつけが厳しく、テレビゲームは禁止だったんです。
ちょうどポケモンが出てきたころに私は小学生だったので、同級生たちは一生懸命にポケモンのゲームをやりこんでいました。
ピカチュウなんちゃらかんちゃら~って歌も流行りましたよね。「ポケモンいえるかな?」というタイトルだったように記憶しています。アニメも見せてもらえなかったので、友達が歌っているのを聞いて一生懸命覚えたものです。
テレビゲーム機のニンテンドー64が出たのも私が小学生の頃でした。
友達の家に遊びに行くと、大体みんなマリオカートやポケモンをやっていましたね。
私はコントローラーの操作方法もよくわからないので、友達がさせてくれても全然うまくできなくて、悲しかった記憶しかありません。
「私もテレビゲームをやりたい」と親に言ったことは何度もあります。
「友達は、テストでいい点を取ったら買ったもらったんだよ?」と説得しようとしました。だって、私はその友達より成績が良かったのだから買ってもらえる権利があるんじゃないかと思って。
けれどダメでした。なぜダメなのか理由も教えてもらえず頭ごなしに怒られるだけだったので、ゲーム機の話題は出さないようになりました。
アニメもそうです。アニメ見ること自体をは禁止されていませんでしたが、ドラえもんやちびまる子ちゃんを見ていると、親が嫌な顔をするのです。そしてのび太くんやまる子ちゃんの子供らしい行動に対し、親が批判をするのです。
楽しい家族団らんであるはずのアニメを見る時間は、私にとっては苦痛な時間でした。なので、すぐにアニメを見ることはやめました。
ポケモンGOをダウンロードし、家から最寄りのポケストップまで母と一緒に歩いていたとき、この話をしました。
母は、上記のことを全く覚えていませんでした。
とても悲しくなりました。
私も、同級生とゲームやアニメの話題で盛り上がりたかったんです。
わからない話を無理やり笑顔で聞いて相槌をうつのは、小学生の私にはあまりにもつらかったんです。
おかげでどんな人とどんな話題でもそれなりにコミュニケーションをとれる力は子供のころから優れていたのかもしれないけれど、それはあくまでも上っ面のコミュニケーション。
「どうせ私はみんなと違う人間なんだ」という劣等感が生まれたのは、たかがゲームやアニメのせいだったんです。
そんなことをうっすら思いながらもポケモンGOを楽しんでいたら、今度はあまりにも悲しいニュースが飛び込んできました。
障害者施設での残酷な殺傷事件
ニュースをちらりと聞いただけで、この事件について深く知れば私は苦しくなる、そう感じたので、被害者の方に申し訳ないと思いつつあまりニュースを見ないようにしています。
けれど居間においてある新聞の見出しや、タイムラインに流れてくるツイートから断片的に情報が入ってきて、やっぱり心が苦しくてたまらなくなりました。
障害を持っていても一生懸命に生きようとしている人たちが、たくさんいらっしゃいます。
一方で、私のように障害もなくお金にも困らずぬくぬくと生活しているのに、死にたいと思っている人が存在するのも事実です。
このような事件や大きな災害、事故で多くの人が亡くなったというニュースを見るたびに、「どうして私なんかが生きているのだろう」と、とても申し訳ない気持ちになります。
将来有望な若い人が事故で亡くなったり、施設に入所しながらも懸命に一日一日を生きていた人の命が残酷に奪われるのを知ると、「私が変わってあげられたらよかったのに」と思わずにいられません。
そんなふうに思ったところで亡くなった人たちが浮かばれるわけでもないですし、周りの人たちを悲しませて心配させるだけだし、何より自分自身が傷つくだけということは、頭ではわかっています。
けれど、落ち始めた心はこの認知の歪みから逃れられないのです。
今は頓服の安定剤を飲んでいるので、このように文章にすることができていますが、現実はそのようなものなのです。
私はえらそうなことをよくブログで書いているけれど、やっぱりまだまだ健康な人間ではないのです。
そんなことを考え、この一週間は心がぐらぐらと不安定でした。
せっかく生きているのだから
小学生のときにポケモンで遊べなかった私。せっかく今こうして生きていて、もう一度ポケモンで遊ぶチャンスがやってきたのだから、ポケモンGOで遠慮なく楽しもうと思います。
田舎に住んでいてなかなかレベル上げもできないけれど、コツコツがんばってやるんだから!と謎にやる気も出てます(笑)。
このようなネガティブな思いを吐き出す記事を書くのはどうかな、とも思ったのですが、きっと同じようにこの一週間の出来事でつらい思いをしている人もいらっしゃるだろうから、一人じゃないよというメッセージを込めて、更新します。
つらいこともあるけれど・・少しでも楽しみを見出して、日々を大切に生きましょう。