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荻窪の勝手につまみがどんどん出てくる店! 「さかもと」は良心的すぎる和食割烹【東京東西飲み屋大喜利】

非常勤ライターのひにしあいさんによる「東京東西飲み屋大喜利」です。東京の東側・西側の飲み屋さんに出向き東西の良さを比較していきます。テーマは「勝手につまみがどんどん出てくる店」。前回は東側代表で北千住の中華料理屋「礼花」さんにお邪魔しましたが、今回は日西さんのホームである荻窪の割烹「さかもと」さんにお邪魔します。どんなおつまみとお酒がいただけるのか、ご注目ください。(荻窪のグルメ居酒屋

荻窪の勝手につまみがどんどん出てくる店! 「さかもと」は良心的すぎる和食割烹【東京東西飲み屋大喜利】

荻窪 グルメレポ ひにしあい

こんにちは、ひにしです。

「勝手につまみがどんどん出てくる店」

をテーマに前回は、東京の東側のお店へお邪魔したわけですが、今回は西側の番!

JRと丸の内線が通る荻窪駅にやってきました。

 

東京東西飲み屋大喜利とは?

これから数回にわたって、バリバリの東京西派杉並区在住の筆者が1つのテーマをもとに、東京の東側、西側のお店に飲みに行き、もっと西への愛を深めるのか、東の良さに悔しいながらも気づかされてしまうのか!?

そんな企画がこの「東京東西飲み屋大喜利」になります。

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荻窪商店街を行く

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住みたい街ランキングの上位である中央線の駅の中でも、最近人気を伸ばしている荻窪駅。杉並区在住でバリバリの東京の西側が好き!な私にとっては、西側の底力を見せつけていきたいところなわけです。

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目的のお店はそんな荻窪駅の南口から、仲通り商店街を歩いて5分の場所にありました。

 

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割烹「さかもと」さんです。

これは…、ものすごーーーーく入りづらい店構えです。お店の中が全く見えないし、これはハードルが高そう…

 

意を決して「さかもと」へ入店

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ものすごく入りづらかった外観に反して、むちゃくちゃ笑顔の大将が出迎えてくれました。一気にほっとする感じなので、勇気を出してお店に入るって大事。

 

では、さっそくではありますが…ビールから!

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いざっカンパーイ!

 

1品目は定番のアレから

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枝豆です。私が飲み歩いていて発見した法則なのですが、枝豆の端がちょっと切られているお店は大抵当たりです。このひと手間をかけることで、おいしく枝豆をゆでることができると知ったのは後のことですが、ぜひ皆さんもお通しでよく出てくる枝豆に注目することをおすすめします。

 

2品目はクセになりそうなおつまみ

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ゴーヤチップです。パリパリとした食感と苦みがビールに合うよ~~~!

 

カウンターの上に所狭しと並んだお惣菜たちも圧巻です。

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季節や仕入れによって変動はあるものの、毎日数種類のお惣菜たちが勝手つまみとして供されるとのこと。もちろん、注文することもできます。

 

3品目、4品目はこのカウンター上のお惣菜から…

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切り干し大根

 

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しめじの煮物

どちらもお出汁が効いていて、日本人であることに感謝したくなる味です。

 

5品目…まだ出るの!?

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ほうれん草のごま和え

濃厚なゴマの味が、家庭で作る胡麻和えとは一味も二味も違います。

 

どういうきっかけでどんどんおつまみが出てくるスタイルに?

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大将である坂本さんにお話を聞くと、名店と呼ばれる店や寿司店での修行経験など、多くのお店を渡り歩いたのちに、こちらにお店を開いてかれこれ20年。

 

最初は、お通しとして1品を何か出していたのが、人によって好みもあるし、あれもこれも食べてみてほしいといった気持ちから、どんどんと増えていったそう。品数に何か制限があるわけもないようです。

 

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「うちは、メニューに価格も書いていないでしょ。だから、一見のお客さまでこの最初のおつまみだけを食べて、何も頼まないで帰っちゃったお客さまもいましたね」

 

f:id:sunwest1:20160713163129j:plain大将の言う通り、メニューには一切価格が書いていません。初めて来て、メニューに値段が書いておらず、どんどんつまみが出てきたら、少々面食らってしまうかも…。それにしても、美味しそうなので、もうちょっと頼んでみます。

 

心づかいが嬉しい日本酒の出し方

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宮城の日本酒「伯楽星」の冷を1合お願いしたところ…徳利の下に見えますか?

 

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5円玉が2枚。

ご縁がありますように。の思いを込めて、入れているそう。なんだか、こういう細かい心づかいにほっこりします。

 

まだまだ出てきた、勝手つまみたち

日本酒に合わせて、いろいろな料理をオーダーしていきました。

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お刺身の盛り合わせ、もつ煮、げそのから揚げ、鰯の梅煮…どれも絶品で丁寧な和食を楽しんでいたところ…

 

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「自家製の塩辛です。次のお料理までそれで繋いでいてね」

 

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なにこれ…。おいしすぎる…

 

付け合わせの域を超えてくる

つぎに頼んだのは、カマスの塩焼きなのですが…

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一緒にどうぞとついてきた付け合わせがこちら。

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きぬかつぎ、つぶ貝、谷中生姜…

ちょっとこれが付け合わせって多すぎじゃ…

すげえ…油断していたけど、すごい畳みかけ方だ。これはすごいぞ…

 

〆のお茶漬けについてくるのは…

最後の締めにいただいたのは、鮭茶漬け。

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お願いすると、「しゃけと葉とうがらし」とか、「塩辛と梅」みたいなミックス茶漬けも作ってくれるそう。途中で「多めにお出汁あるから、足せるよ?」とのお声がけまであります。

 

それに…何も頼まずとも

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このお漬物がついてきます。幸せすぎる…

 

もう、おなかいっぱい、お会計をお願いしますと伝えると

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デザートまで出てきたーーーー!

頼んだ料理よりも、勝手に出してもらったおつまみや付け合わせの方が量が多いような気がしますが、お会計は驚くほどに良心的な価格でした。

 

本格的な割烹和食をいただき、日本酒でゆっくりとできるのに、めちゃくちゃアットホームな「さかもと」さん。

 

東京の西側の皆さんはもちろんのこと、東側からもはるばる来る価値は絶対あり!

気軽にのれんをくぐってみては。

 

今回ご紹介したお店

さかもと

住所  :東京都杉並区荻窪5-7-11
電話  :03-3392-5599
営業時間:17:00~23:00

r.gnavi.co.jp

 

今回の座布団枚数

4枚!

とにかく、どんどんと出るおつまみや付け合わせが幸せな気分になります。メニューの料理も丁寧に作られていて、なんだか本当の隠れ家ってこういうお店のことを言うのかもしれません。

 

プロフィール

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ひにしあい

本業はSEOの非常勤ライター。好きな本は路線図、好きな音楽はヴィジュアル系。特技はカラオケ芸。トゥギャッチExcite bitコネタなどで活動中。

個人サイト:http://hinishi.com

Twitter ID:日西愛(ひにしあい) (@sunwest1) | Twitter

                             
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