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【プロ野球】

中田、8戦ぶり同点15号 ソフトバンクに3.5差

2016年7月28日 紙面から

西武−日本ハム 4回表無死、日本ハム・中田が左中間に同点ソロを放つ=西武プリンスドームで

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◇日本ハム8−4西武

 日本ハムは1−2とされた直後の4回に中田の15号ソロと岡の2号ソロで逆転した。9回には中田の二塁打などで5点を加えた。吉川が6イニング2失点で7勝目。石井、宮西の継投が効果的だった。西武は9回に追い上げたが及ばず3連敗。

   ◇

 表情ひとつ変えずに、ベースを一周した。1点を勝ち越された直後の4回。先頭で打席に立った日本ハム・中田はポーリーノの投じたスライダーを強振。打球は左中間フェンスを越えた。8試合ぶりの15号同点ソロ。「感触は良くも悪くもないね」と振り返った主砲は「点を取られた後にすぐにかえせて良かった」と汗をぬぐった。

 後ろを打つ大谷に押され気味の中、4番の存在感を示した。球宴では外野から大谷の本塁打競争を見学。「あいつの飛距離はすごい。外国人でもあれぐらい飛ばすヤツはいない」と、後輩ながらリスペクトのまなざしを送った。前夜はその後輩が3安打猛打賞の活躍。燃えないわけがなかった。4番のひと振りで流れを取り戻し、勝ち越し2号ソロの岡は「ベンチの雰囲気に打たせてもらった」と笑った。

 これで10カード連続で勝ち越しで貯金は今季最多の23。首位ソフトバンクとは3・5差。立役者の主砲は「気を緩めず頑張っていきたい」。週末からは本拠地で直接対決3連戦。決戦を前に、取りこぼしは許されない中で飛び出した4番の一発。「ホークスが負けない前提でついていくしかない」と、栗山監督も頼もしそうだった。

 

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