2016年7月28日13時25分
全国高校野球選手権静岡大会で27日に優勝した常葉菊川高校(静岡県菊川市)の森下知幸監督(55)が退任することが28日わかった。8月1日付で御殿場西高校(静岡県御殿場市)の野球部監督に就任する。退任は今春に決まっていたという。
森下監督は28日朝、ミーティングを開き、部員たちに「最初から地方大会までと決めていた。若返ったチームで頑張ってほしい」と伝えた。後任の監督には高橋利和副部長が就任する。
主将の赤井啓輔君(3年)は「まさかこのタイミングで交代するとは思っていなかった」と驚いたというが、「甲子園で勝つことが、森下監督への恩返しになる。森下監督の野球が全国一であることを証明するために甲子園に行きます」と話した。
森下監督は高校生だった1978年、春の選抜大会に浜松商の主将として出場し優勝。常葉菊川では2002年からコーチを務め、06年夏に監督に就任した。07年春の選抜大会では甲子園未勝利だった同校を優勝に導いた。
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