日航機事故の慰霊塔も「ポケモンGO」アイテム入手地点に
群馬県上野村にある日航ジャンボ機墜落事故の慰霊塔が、スマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」のアイテムを入手できる地点に設定されていることが分かり、地元の上野村では「遺族などに迷惑がかかれば設定の解除を求めたい」としています。
520人が犠牲となった日本航空のジャンボ機の墜落現場がある群馬県上野村には、犠牲者を追悼する施設として「慰霊の園」が設けられ、村や日本航空などで作る法人が管理しています。
上野村によりますと、「慰霊の園」にある慰霊塔がスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」のアイテムを入手できる地点に設定されていることが分かったということです。これまでのところトラブルは報告されていないということですが、上野村では「一般の観光地とは異なる慰霊のための場所であり、遺族や関係者に迷惑がかかるようなことがあれば設定の解除を求めたい」としています。
慰霊塔は、墜落現場となった「御巣鷹の尾根」に向かって合掌する様子を表したもので、塔がある「慰霊の園」では、事故があった8月12日に毎年犠牲者を追悼する式典が開かれています。
上野村によりますと、「慰霊の園」にある慰霊塔がスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」のアイテムを入手できる地点に設定されていることが分かったということです。これまでのところトラブルは報告されていないということですが、上野村では「一般の観光地とは異なる慰霊のための場所であり、遺族や関係者に迷惑がかかるようなことがあれば設定の解除を求めたい」としています。
慰霊塔は、墜落現場となった「御巣鷹の尾根」に向かって合掌する様子を表したもので、塔がある「慰霊の園」では、事故があった8月12日に毎年犠牲者を追悼する式典が開かれています。