笠井哲也、栗林史子
2016年7月28日11時13分
値上がり傾向が続いているウナギ。手を伸ばしにくい消費者の食欲を満たそうと、かば焼きの代替品が登場している。ナマズから練りもの、ナスまで見た目も味も「そっくり」だ。
今夏、「ウナギ味のナマズ」をスーパーなどに売り込んでいるのは近畿大(大阪府東大阪市)だ。6年かけて養殖ナマズのエサの配合などを研究し、泥臭いイメージがあったナマズの食味をウナギに近づけた。
イオンは23、24日、全国50店舗で「近大発なまずの蒲焼(かばやき)」(半身1枚税込み1598円)を販売。大手小売りでは初の試みだが、「ほぼ売れた」(イオン広報)という。土用の丑(うし)の日にあたる30日は、121店舗に広げて売り出す。
近畿大は東京と大阪で運営する…
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