容疑で男女高校生逮捕 新生児を公園に埋める
生まれたばかりの乳児の遺体を公園に埋めたとして、群馬県警高崎署は28日、いずれも同県高崎市に住む男子高校生(17)と女子高校生(16)を死体遺棄容疑で逮捕した。同署によると、乳児は2人の子とみられ、共に容疑を認めているという。
逮捕容疑は、女子高校生が男子高校生の自宅のトイレで25日夕に出産した男児の遺体をビニール袋に入れて、同日午後10時ごろ、市内の公園の土中に埋めたとしている。
高崎署によると、2人は交際しており、男子高校生から相談を受けた母親が27日午後2時半ごろ、同署に通報して発覚した。いったん埋めた後に女子高校生が掘り返したといい、署員が男子高校生の自宅に駆けつけると、ビニール袋に入ったままの遺体があり、そばに女子高校生もいた。乳児の死亡の経緯などを捜査している。【鈴木敦子】