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クウェートで気温54度=東半球の最高か、WMO調査

時事通信 7月27日(水)17時49分配信

 世界気象機関(WMO)は27日までに、クウェート北西部で21日に観測した気温54.0度を地球の東半球の観測史上最高気温と認めるか、調査すると発表した。

 観測装置や周囲の環境などに問題がないか調べる。

 東半球には欧州やアジア、オセアニア、アフリカなどが含まれる。これまでの最高気温はチュニジアで1931年7月7日に観測した55.0度とされるが、信頼性が疑問視されていた。中東の大半の地域とアフリカ北部は先週から熱波に襲われ、今月22日にはイラクのバスラで53.9度を観測した。

 世界の観測史上最高気温は1913年7月10日に米カリフォルニア州デスバレーで観測した56.7度。日本の気象庁によると、国内観測史上最高気温は2013年8月12日に高知県四万十市・江川崎で観測した41.0度。 

最終更新:7月27日(水)22時19分

時事通信