２５日未明、愛知県一宮市の閉店後のパチンコ店に刃物や棒を持った３人組の男らが押し入り、店長を脅して金を要求しましたが店長が応じず、防犯用のブザーも鳴ったため、何も取らずに逃げました。
警察は強盗未遂事件として捜査しています。
２５日午前２時半ごろ愛知県一宮市西島町のパチンコ店「キング６６６一宮店」で仕事を終えた男性従業員が従業員用の出入り口を出たところ、突然、３人組の男らに胸に包丁のようなものを突きつけられ、「金庫のあるところに案内しろ」と脅されました。
警察によりますと、男らは従業員に案内させて店内に入り、店長に対し「金を出せ」と脅しましたが、店長が応じず、出入り口の防犯用のブザーも鳴ったため、何も取らずに走って逃げました。
けがをした人はいませんでした。
警察によりますと、男らはいずれも黒や紺のジャージやシャツを着て、白いマスクなどで顔を隠し、１人は刃渡り１５センチほどの包丁を持ち、別の１人は長さ５０センチほどの棒を持っていたということです。
警察は、強盗未遂事件として当時の状況を調べるとともに男らの行方を捜査しています。

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