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児童虐待に備え合同訓練

07月27日 19時17分

児童虐待に備え合同訓練

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児童虐待にスムーズに対応できるようにしようと、子どもを保護する手順などを確認する訓練が岐阜県関市で行われました。
関市の岐阜県警察学校行われた訓練には児童相談所の職員や警察官など70人あまりが参加しました。
訓練は「9歳の女の子が義理の父親から虐待を受けている疑いがある」という想定で行われ、家族の同意を得て家に立ち入ったり、裁判所の許可を得て強制的に入ったりする手順を確認しました。
このうち、強制的に家に入る訓練では相談所の職員がドアチェーンを工具で切断して、玄関先で暴れる父親を警察官が逮捕したあと、女の子を保護しました。
参加した児童相談所の女性職員は「威圧的に対応されましたが警察が協力してくれたので心強かったです。実際の現場でも生かしていきたい」と話していました。
児童虐待の対応を巡っては、ことし10月から裁判所の許可を得る手続きが簡略化されることになっていて、岐阜県警察本部の太田義和生活安全部課長補佐は「実際に児童相談所から援助要請を受けているので、子どもの安全をしっかり守っていきたい」と話していました。

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