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美濃加茂市長 改めて無罪主張

07月27日 19時17分

美濃加茂市長 改めて無罪主張

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岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長が受託収賄などの罪に問われ1審で無罪となった裁判の2審が名古屋高等裁判所で開かれ、藤井市長側は「すべて虚構だ」として改めて無罪を主張しました。
審理は27日終わり、判決は11月に言い渡されます。
美濃加茂市の藤井浩人市長(32)は市議会議員だった3年前、浄水設備の導入をめぐって便宜を図った見返りに名古屋市の業者から現金30万円の賄賂を受け取ったとして受託収賄などの罪に問われ、1審の名古屋地方裁判所は業者の供述は信用できないなどとして無罪を言い渡しました。
検察が控訴し、27日、藤井市長も出廷して2審の審理が名古屋高等裁判所で開かれ、検察は「業者の供述は自発的なもので、客観的な証拠に基づく信用性の高いものだ」として無罪判決を取り消すよう求めました。
一方、藤井市長側は「業者の供述は虚偽であり、すべて虚構だ」として改めて無罪を主張しました。
審理は、27日で終わり、判決は11月28日に言い渡される予定です。
裁判の後、藤井浩人市長と弁護団が名古屋市内で記者会見しました。
藤井市長は「非常に長い時間がかかったが、控訴審の判決の日には、市民や応援して頂いている人たちに良い報告ができることを強く確認できた」と述べました。
また、弁護団長の郷原信郎弁護士は「控訴審では藤井市長が無実の罪で逮捕・起訴されているということが1審以上に明らかになった。
判決では市長の身の潔白がこれまで以上に明らかになると確信している」と述べました。

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