(cache) 新たなストーンヘンジの謎に迫る！ストーンヘンジは再利用？

f:id:t-akr125:20160727201921j:plain

f:id:t-akr125:20160423222245j:plain

ストーンヘンジの謎がまた一つ解けてきました。ストーンヘンジに使用されている数トンの巨石の多くはウェールズの丘（詳しくはプレセリの丘）から運ばれてきました。

www.rekishiwales.com

f:id:t-akr125:20160423222245j:plain

このウェールズから運ばれてきた巨石を調査すると多くの事が分かり、さらにストーンヘンジのさらなる謎が出てきました。

（ロンドン大学、マンチェスター大学、ウェールズ国立博物館など、多くの機関での研究調査）

f:id:t-akr125:20160726231356j:plain

ストーンヘンジの謎？巨石はどうやって切り出したのか？

f:id:t-akr125:20160331233338j:plain

ストーンヘンジを構成するブルーストーンとドレライトと呼ばれる巨石たちは、ストーンヘンジから225㎞の離れたウェールズのペンブロークから運ばれてきました。前者はCraig Rhos-y-felin、後者はCarn Goedogと呼ばれる場所からです。

f:id:t-akr125:20160727202126j:plain

f:id:t-akr125:20160403180650j:plain

そんな遠くから運ばれていたんですね。人が運んできたと考えると大変な作業だったのでしょうね。

f:id:t-akr125:20160331233338j:plain

巨石たちはどの様にして、切り出して運ばれたのかはよくわかっていませんでした。ところが調査するにつれ比較的に簡単に切り出されていたと推測されました。

f:id:t-akr125:20160403180650j:plain

岩って簡単に切れるものですか？古代の力で？

f:id:t-akr125:20160331233338j:plain

プレセリの丘の石切り場を調査すると、岩は自然の中で柱状になっていることが分かりました。ストーンヘンジに使われていた巨石は、穴などが石切り場の石と形状などが一致するそうです。

f:id:t-akr125:20160403180650j:plain

なるほど～

f:id:t-akr125:20160331233338j:plain

そして、岩はこんな方法で切り出されていたんですよ。岩の隙間に木製のくさびを打ち込んで、雨が降った時にくさびは膨張するので、その力で岩を最小限の力で引き抜いていたようです。

f:id:t-akr125:20160403180650j:plain

古代の人達の知恵はすごいですね～

f:id:t-akr125:20160331233338j:plain

そうですね、自然を観察し上手く利用する、すごく考え試行錯誤したんでしょうね。我々も見習わなければ。

f:id:t-akr125:20160727202348j:plain

更に分かったストーンヘンジの事実

f:id:t-akr125:20160331233338j:plain

このウェールズから切り出されてきた巨石を調べていると、あらたな驚くべき事実が分かってきたした。

f:id:t-akr125:20160403180650j:plain

なにが分かったのですか？巨石に作った人物が分かったとかですか？

f:id:t-akr125:20160331233338j:plain

いいえ。そんなことが分かったら世紀の大発見ですよ。
放射性炭素年代測定によると、ストーンヘンジは紀元前2900年頃に最初の部分が作られましたが、ウェールズの石切り場から引き抜かれた巨石は、Craig Rhos-y-felinは紀元前3400年、Carn Goedogでは紀元前3200年と、ストーンヘンジ建築よりも数百年も前に切り出されていたのです。

f:id:t-akr125:20160403180650j:plain

その間何をやっていたのでしょうか？