ポケモンGO 官邸は除外要請行わない考え

ポケモンGO 官邸は除外要請行わない考え
菅官房長官は27日午後の記者会見で、ポケモンGOを巡り、公共施設などをゲームの対象から外すよう求める動きが出ていることに関連し、総理大臣官邸のセキュリティーはすでに確保されているとして、対象からの除外要請などは行わない考えを示しました。
人気のゲームアプリ、ポケモンGOを巡っては、キャラクターなどが現れる場所に多くの人が詰めかける事態になっていて、最高裁判所が開発会社にゲームのアイテムを入手できる場所などから全国の裁判所を外すよう申し入れるなど、公共施設などをゲームの対象から除外するよう求める動きが出ています。
これについて、菅官房長官は午後の記者会見で、「一般的に施設の管理者が管理権限に基づき必要な措置を取ることは当然のことだ。ポケモンGOに関して、公共マナーや安全性などに懸念を持たれる方がいるのも事実であり、注意点はしっかりと守ってほしい」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「以前から総理大臣官邸においては、特に許可された場合を除いて写真の撮影を禁止している。官邸および総理大臣公邸は、すでにセキュリティーの確保を適切に進めているところで、現時点で特別の要請を行うことは考えていない」と述べ、総理大臣官邸について、ゲームの対象からの除外要請などは行わない考えを示しました。