【7月27日 AFP】シリア北東部、クルド人住民が多数を占めるカーミシュリー(Qamishli)で27日、大規模な爆弾攻撃があり、44人が死亡、多数が負傷した。シリアの国営テレビが伝えた。

 国営シリア・アラブ通信(SANA)によると、爆発はトラックに乗っていた犯人が自爆したもので、負傷者は少なくとも140人に上っている。

 攻撃は当初、2件の爆弾攻撃とみられていたが、カーミシュリー市の当局筋と、在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、2度目の爆発は、爆弾攻撃によりガスタンクが爆発したものだったという。

 カーミシュリーはこれまでも繰り返し爆弾攻撃の標的にされており、その多くはイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出している。

 IS系通信社のアマック(Amaq)は「自爆攻撃者がトラック爆弾で(カーミシュリーの)クルド人部隊の本部を攻撃した」と報じている。ISの犯行だったとは明言していない。

 現地のAFP記者によると、最初の爆発は、地元のクルド人自治組織の庁舎そばの検問で、大型トラックに乗っていた犯人が自爆したものだった。

 クルド人治安部隊「アサイシュ(Asayesh)」関係者はAFPに対し、「カーミシュリーで起きたこれまでで最大の爆発だ」と語った。(c)AFP